新型コロナの抗体を持つマドンナ、友人宅での親密パーティでバッシング|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
新型コロナの抗体を持つマドンナ、友人宅での親密パーティでバッシング

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新型コロナの抗体を持つマドンナ、友人宅での親密パーティでバッシング

4月30日、新型コロナウイルスの抗体検査を受け、陽性であることを明らかにしたマドンナが、5月2日に、早速友人のパーティに出席。バッシングを受けている。

3月13日に米トランプ大統領が国家非常事態宣言を発令する直前に、運良くワールドツアー「Madame X Tour」が終了していたマドンナは、3月末に自身のInstagramに、「新型コロナウイルスは金持ちも賢い人も感染する。平等をもたらすのは素晴らしい」と投稿。物議を醸しながらも家族らと自主隔離生活を続けてきたが、4月20日に「キッチン・パーティ4/20」というキャプションと共に、子どもたちやスタッフらと自宅の台所でダンスをする動画を投稿した際には、子どもたちだけではなく、お抱えのヘアメイクアーティスト、エステティシャンなど、全員で同居しているとは考えにくいメンバーが混じっていたことから、「どこが自主隔離なの?」「いくらマドンナが家で自主隔離していても、外から誰かがコロナを持ち込む可能性だってある」と指摘されていた。

その後、マドンナは4月30日に「検査を受けた結果、私には抗体があることがわかった。明日は長いドライブに出かけ、窓を開けて新型コロナウイルスの空気を吸おう」と語っている動画を投稿。症状の有無は不明だが、Twitterには、「とりあえず、おめでとう!」「さすがマドンナ、免疫力最強」といった声と共に、「意味不明」「抗体を持っていても、また罹患する可能性は否定できない」「また陽性反応が出るかもしれないから、家にいて」といった心配の声も寄せられていた。

しかしその後、マドンナのSNSではドライブに出かけた様子は見受けられなかったものの、マドンナの長年の友人でビデオクリップなどを手掛けたフォトグラファーでニューヨーク在住のスティーブン・クラインのInstagramで、5月2日にマドンナが友人らと密室でスティーブンの55歳の誕生日を祝っていたことが発覚。掲載されている告知ではZoom PARTY(人が集まらないリモートパーティ)となっていたにも関わらず、マドンナを含めて最低でも8人のメンバーが、コスチュームなど思い思いの装いで集い、マドンナが「COVID cake(コロナケーキ)」と名付けたケーキでお祝いする様子や、ゲストがポールダンスを披露する様子を捉えた動画が配信された。ろうそくが立てられた「コロナケーキ」を持ったスティーブンがマドンナの肩を抱いている様子などが、「Daily Mail」にもバッチリ掲載されているが、Instagramに、「死者が多数出ている状況で、よくこんなことができるものね!」「寄付をしたからって、パーティはありえない」「マドンナ、見損なったわ」「ニューヨークのクオモ知事はなんて言ってる?」といった怒りのコメントが多数寄せられたため、スティーブンは動画を削除。現在はマドンナとスティーブンの2ショット写真だけを残しているが、アーティストマネージメントのミシェル・リズのInstagramには、その動画がバッチリ投稿されている。

世界一感染者数と死者数が多いアメリカの中でも、最も感染者数と死者数が多いニューヨークでは、双方ともに減少傾向にはあるものの、1日の死者数は未だに300人を超えており、現在は5月15日までロックダウン、不要不急の外出が禁じられている。もちろんソーシャルディスタンスを保ち、人との距離が近くなる時や公の場ではマスク着用も義務付けられているのが現状で、クオモ知事は母の日にも、「母親に感謝を示すということは、母親を守るということ」として直接の訪問ではなくFace TimeやSkypeを使用して遠隔で祝ってほしいと訴えている。

NY在住/JUNKO

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