『シャンハイ』の舞台挨拶で監督が渡辺謙&菊地凛子を「ファニーな人」と絶賛!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『シャンハイ』の舞台挨拶で監督が渡辺謙&菊地凛子を「ファニーな人」と絶賛!

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『シャンハイ』の舞台挨拶で監督が渡辺謙&菊地凛子を「ファニーな人」と絶賛!

8月16日(火)、丸の内ピカデリーにて、『シャンハイ』(8月20日公開)の舞台挨拶が開催され、監督のミカエル・ハフストロームをはじめ、同映画に出演する渡辺謙、菊地凛子が登壇。様々なハリウッド映画で活躍中のふたりだが、今回が初共演だといい、菊地は「(渡辺さんは)ザックリと大きな人でした」と、自己流の表現で讃えていた。

本作は、1941年、太平洋戦争開戦前夜の上海を舞台に米国謀報員の死から始まった列強国の陰謀に巻き込まれる男女の姿を描くサスペンスだ。ジョン・キューザック、チョウ・ユンファ、コン・リーという米中のキャストに加えて、日本からは渡辺謙、菊地凛子が参加。豪華キャストの共演で、陰謀と愛が渦巻くドラマが繰り広げられる。

舞台挨拶では、米国諜報員コナー(ジェフリー・ディーン・モーガン)の愛人役を演じた菊地凛子が、紺色のシックなワンピース姿で、大人の色気を醸し出しながら登場。初共演の渡辺謙に対し「ご覧の通り、ザックリと大きな人でした(笑)」と、共演の感想を述べた。すると渡辺は、「動物園じゃないんだから!」と突っ込み。ミカエル監督は「僕もファニーな方だけど、こんなにファニーだとは知らなくて。作品はダークなところもあるけれど、現場はとてもファニーだったよ」と笑顔を見せた。

また、冷酷な日本軍大佐タナカを演じた渡辺は、「こういうヤツ(タナカ)は家ん中にいてほしくないですね」と役どころについて冷静に分析し、ニヒルな笑みを見せた。作中では「男はロマンチストだ」と語る場面があるが、「ロマンチックから程遠い男が、この言葉を発したところに妙味がありますね」と解説し、「まあ、男は、ロマンチストと言うより、トンマな生き物ですよ。僕もその一人(笑)」と、茶目っ気たっぷりのコメントで会場を笑わせていた。

ちなみに、ミカエル監督は、『1408号室』(08)、「ザ・ライト エクソシストの真実」(11)で見事な手腕を見せた監督だが、本作については「これはヒューマンストーリー。どこの国でも普遍性のある部分を楽しんでほしい」とコメント。渡辺は、「今は(大震災の影響で)生きるのが困難な時代だが、この作品には『生きていこう』という気持ちにつながるものがあります。男と女が愛を紡ぎながら生きていこうとした話を是非見てください」とアピールした。【Movie Walker】

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