竹内結子、『はやぶさ』はメガネフェチにドハマリな作品!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
竹内結子、『はやぶさ』はメガネフェチにドハマリな作品!

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竹内結子、『はやぶさ』はメガネフェチにドハマリな作品!

小惑星探査機はやぶさの奇跡的な帰還を、『20世紀少年』シリーズの堤幸彦監督が映画化した『はやぶさ HAYABUSA』(10月1日公開)の完成披露試写会が、9月1日にTOHOシネマズ日劇で開催。竹内結子、西田敏行ら主要キャストや堤幸彦監督のほか、的川泰宣名誉教授らJAXA(宇宙航空研究開発機構)のスタッフも登壇した。竹内結子は紅一点、赤と黒のドレスで本作の見どころを笑顔で語った。

登壇したキャストは、竹内結子、西田敏行、高嶋政宏、佐野史郎、山本耕史、鶴見辰吾。宇宙科学研究所(現・JAXA)のスタッフ・水沢恵役の竹内は「この作品は、はやぶさが辿った7年間を一緒に体感してもらえるような作品になっています」と挨拶。 恵の上司、的場泰弘役で出演した西田は「フィクションですが映し出されるドラマは事実です。今、ちょっと元気がなくなった日本に元気を与えてくれる作品です」と、真摯な表情で訴えた。

西田は本日登壇したJAXAの的川泰宣名誉教授をモデルにした役柄だが、二人は体型や雰囲気がそっくり。「講演会のシーンで的川先生とお会いした時、『あ、俺で良かったのかもしれない』と思いました」と言うと、的川教授は「僕は西田さんの長年のファンなので、ちょっともったいないなあと。ただ、体型は似てますから」と笑顔でコメント。同じく登壇していた川口淳一郎教授がモデルの川渕幸一役を演じた佐野史郎は「完全コピーで行くぞと堤監督に言われ、YouTubeを何度も見直してやりました」と役作りの苦労を語った。堤監督も「管制室の様子や、先生の立ち居振る舞い、立ち位置も含めて研究しました」というからあっぱれ!

最後に竹内は「はやぶさのプロジェクトが奇跡といわれていますが、この奇跡がみなさん1人1人の力によるものだってことを感じられる作品になってます。奇跡は私たちの手で作り出せるんです」と力強いメッセージを贈り、続けて「本作では3人に1人がメガネをかけています。日本のメガネフェチにドハマリする作品だとおすすめください」とおちゃめにアピールした。

60億kmもの旅をした小惑星探査機はやぶさは、通信途絶、エンジン停止など、何度も大ピンチを乗り越え、奇跡の生還を果たした。そんなはさぶさのプロジェクトにつぎ込んだスタッフの情熱が見事に投影された本作は、見た人に大きな勇気と希望を与えてくれそうだ。【取材・文/山崎伸子】

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