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カリスマ俳優・松田優作と“116”の謎

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カリスマ俳優・松田優作と“116”の謎

1970年代にさっそうと登場し、『野獣死すべし』『探偵物語』『ブラック・レイン』等々に出演、185cmという体躯にワイルドな風貌、コミカルな芝居から鬼気迫る狂気までをも体現する演技力、そして彼の人間性や生き様をもひっくるめて、未だに衰えぬカリスマ的人気を誇る俳優・松田優作。

その彼をめぐるひとつの意味深な数字がある。それは“116”。まず、彼がわずか40歳でこの世を去った日が1989年11月6日――“116”。また、優作の母かね子の永眠した日が1月16日――“116”そして、彼が生涯愛した下北沢のバーには、今もなおキープされているボトルがある。その最後のボトルナンバーが“116”。

生前「世の中に偶然はない。全て必然である」と言っていた優作。彼の没後20周年を迎えた今年は、正月にテレビ・ドキュメンタリー「松田優作は生きている」が放映されたのをはじめ、様々なイベントや特集が組まれ、彼に再びスポットが当てられる年になるだろう。

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