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ファン待望!『海猿』シリーズ第4弾で仙崎大輔がスクリーンに帰ってくる!

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ファン待望!『海猿』シリーズ第4弾で仙崎大輔がスクリーンに帰ってくる!

興行収入80.4憶円、観客動員537万人を記録し、2010年邦画実写日本映画興行収入No.1となった『THE LAST MESSAGE 海猿』(10)から約1年。『BRAVE HEARTS 海猿』と題し、同シリーズが復活! 伊藤英明演じる主人公・仙崎大輔が2012年7月、スクリーンに帰ってくることがわかった。

『海猿』シリーズ集大成にするべく、完結編として製作されていた前作。その一方、以前から、羽住英一郎監督やプロデューサー、伊藤の間では「海上保安官・仙崎しての最終目標であり、究極のステージである特殊救難隊での活躍を見てみたい、演じてみたい」という話が出ており、同時にチャンスがあれば原作の中で最大の海難事故であるジャンボジェット機の海上着水にトライしてみたいと考えが挙がっていた。

多くのファンからの続編を望む声を受け、主人公が挑む新たなステージ、続編制作に向けた条件が全て整い、脚本作りをスタートさせた中、3月に東日本大震災が発生。伊藤は「日本が震災という、とても困難な状況に直面している今の時期に、人命救助を扱うエンタテインメントである『海猿』を作って良いのかという思いもありました」と心境を吐露。しかし、こうした状況下でも「また仙崎が見たい」という声が後押しとなり、「今だからこそ、海猿をやるべきなんだと自分の中で決意しました。この震災を通して、誰かのために闘っている人たちがいることも強く感じました。僕はこれまで、いつも『前作を超えたい』という気持ちで『海猿』に臨んできましたが、今回は『一人でも多くの人を勇気付けたい』という思いが一番大きいです。皆さんが仙崎の姿を見て、勇気を持ってもらえたら」と、作品に込めた熱い思いを語った。これまでのシリーズのように仙崎をはじめとする海上保安庁の隊員たちの活躍のみを描くのではなく、本作では市井の人々を含め、様々な人間が協力し合い、勇気を振り絞って目の前の命を救おうと懸命になる姿を描く。

海上保安官1万3千人の中で、わずか36人という選ばれし者だけがなり得る高度な救助技術を有する救難のスペシャリスト集団「特殊救難隊」にいた、仙崎と吉岡(佐藤隆太)。嶋(伊原剛志)副隊長の指導の下、日々苛烈な任務に就いていたふたりだが、大輔の妻・環菜(加藤あい)は2人目の子を身ごもり、吉岡にはキャビンアテンダントの美香(仲里依紗)という恋人ができ、充実した毎日を送っていた。そんな中、美香の搭乗するジャンボ旅客機のエンジンが炎上、飛行が困難な状況に陥る。様々な救助案が検討される中、総合対策室の下川救難課長(時任三郎)は東京湾への着水を提案。しかし、安定した航行ができないなか、視界が全く効かない夜の海へのランディングは100%不可能。海上に巨大な誘導灯を作ろうとするも、ジャンボが航行できる時間は残りわずかしかない。航路を外れ、着水に失敗すればもちろん空港周辺は火の海。海上着水に成功したとしてもジャンボが浮かんでられる時間はわずか20分、その間に乗客乗員346名全員を助け出すことはできるのか。日本中が固唾を飲んで見守る中、村松機長(平山浩行)は東京湾着水に向けて降下を始める。

伊藤、加藤、佐藤、時任、仲、平山、伊原のほか、前作からシリーズに参加した三浦翔平も出演。ファン待望のシリーズ第4弾となる本作は9月17日(土)にクランクイン、12月中旬クランクアップ、2012年6月完成を予定している。【Movie Walker】

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