ロブ様も真っ青!? 日本発のヴァンパイア映画は美男美女ぞろい

人間の血を吸って生き長らえるホラー界のスーパースターといえばヴァンパイアだ。トム・クルーズが吸血鬼を演じた『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(94)以来、単なる怖い存在ではなく、セクシーな存在としても描かれる作品が多くなってきたが、その印象をさらに強くしたのが世界中で大ヒットを記録した『トワイライト』シリーズだ。そんな同作をもしのぐ和製『トワイライト』と言っても過言ではないのが、10月8日(土)から2作連続で公開される『ヴァンパイア・ストーリーズ』だ。

日本発のオリジナルヴァンパイア映画となる本作のテーマは“すれ違いの愛”。『BROTHERS』では弟のためにヴァンパイアとなった兄と、自らの運命に抗おうとする弟の姿が、『CHASERS』ではヴァンパイアになることを運命づけられた青年と、彼の姿をかつての自分を重ね合わせるヴァンパイアの不思議な友情が描かれる。

『トワイライト』シリーズは切ない恋物語に加えて、美男美女ぞろいの豪華キャストが話題を呼んでいるが、本作も負けてはいない。『BROTHERS』で主人公セイを演じるのは「花ざかりの君たちへ イケメン☆パラダイス2011」などのD-BOYS柳下大、『CHASERS』でヴァンパイアになるシュウを演じるのは元PureBoysの馬場徹。さらにヒロイン役にモーニング娘。の田中れいなと℃-uteの鈴木愛理、物語の鍵を握るヴァンパイアのアイを『仮面ライダーカブト』の加藤和樹が演じるなど、豪華な顔ぶれがそろった。

しかも、ヴァンパイアとの戦闘シーンでは刀を使ったアクションなども披露され、ここには『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(00)などの影響も見られる。日本発のヴァンパイア映画の決定版とも言える本作に是非注目してもらいたい。【トライワークス】