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次回作でも夫婦役をやりたい!『ツレうつ』完成披露イベントで宮崎あおい&堺雅人が本音を語る

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次回作でも夫婦役をやりたい!『ツレうつ』完成披露イベントで宮崎あおい&堺雅人が本音を語る

発行部数30万部を超える人気エッセー・コミックを映画化した『ツレがうつになりまして。』(10月8日より公開)。そんな本作の完成披露イベントが9月27日、都内にて実施され、劇中で夫婦役を演じる宮崎あおいと堺雅人が舞台挨拶に登壇した。

ちなみに本作は、仕事から家事まで何でもこなすスーパーサラリーマンの夫が、ある日突然、うつ病になってしまったことをきっかけに、夫婦それぞれが自分たちの人生を見つめ直し、新しい一歩を踏み出していく姿をコミカルなタッチで描いた人間ドラマ。今回のイベントでは、劇中で描かれる“結婚同窓会”のシーンをイメージしたチャペル風のセットが組まれ、2人はそれをバックにトークを繰り広げることとなった。

うつ病になった夫に代わって家計を支える、明るく元気な妻・晴子を演じた宮崎は、思い入れのあるシーンについて聞かれ「どのシーンも好きだけど、やっぱり教会のシーンが印象的ですね。それと、家のセットもすごく良かった。本当に自分の家にいるような気持ちになれて、あのセットだからこそできたお芝居もいっぱいあります」とコメント。また劇中で描かれる夫婦の関係性については「お互いに相手のことを大切にしているけど、自分のペースは崩さないようにしている。それぞれが無理のない速度で歩いているから、変なプレッシャーを感じることもない。まさに長続きする夫婦のお手本ですね」と語ってくれた。

一方、真面目すぎる性格が災いして、うつ病になってしまう夫・幹雄を演じた堺は、妻役の宮崎に対し「あおいちゃんとは以前にも共演経験があるので、お芝居には全幅の信頼を置いてます。彼女と一緒だと“何かができる”というよりも、芝居からいらない要素をどんどん省いていくことができるんです。今作では特に、そういった点が良い効果を生んでいるのではないでしょうか」とコメント。さらに今後、別の作品で宮崎と共演するとしたら、どんな役を演じたいか聞かれると「これまで2度に渡って夫婦を演じてきたので、次の作品でも夫婦役をやりたいですね。同じ俳優で、いろんなパターンの夫婦像を表現するなんて、今までなかったんじゃないかな?」と語り、会場を沸かせた。

笑いと涙満載で、夫婦の絆を映し出した感動作『ツレがうつになりまして。』。NHK大河ドラマ「篤姫」でもコンビを組んだ2人が、今回はどんな夫婦像を披露してくれるのか? 原作コミックで予習しながら、その公開を楽しみに待っておこう!【六壁露伴/Movie Walker】

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