鈴木福、劇場アニメ初吹替に挑戦!劇団ひとりは福くんのしっかりさに脱帽|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
鈴木福、劇場アニメ初吹替に挑戦!劇団ひとりは福くんのしっかりさに脱帽

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鈴木福、劇場アニメ初吹替に挑戦!劇団ひとりは福くんのしっかりさに脱帽

ペンギンたちが南極を舞台に歌い踊るミュージカルCGアニメの続編『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』(11月26日公開)のアフレコが10月19日、都内で公開され、日本語吹替版で声優を務める鈴木福、劇団ひとりが出席した。

本作の主人公の子供ペンギン、エリックの日本語吹替を担当する鈴木は、本作が劇場アニメの吹替初挑戦。ワンシーンのアフレコ収録に挑む鈴木は「このシーン、難しいんだよな」とポツリともらすも、いざ収録が始まると、息づかいと長いセリフをなんなくクリア。その姿に周囲は驚くも、鈴木はやはり「絵に声を合わせなきゃいけないっていうのが難しかったです」と不安な表情をときたまのぞかせた。対照的にエリックのお父さんペンギン、マンブルの声を務める劇団ひとりは、アフレコ収録を終え、「僕って何をやっても器用にこなせるんだなと思えるほど、いい出来」と満足気。

白銀の世界に広がる南極を舞台に、歌って踊る皇帝ペンギンたちの姿を描く本作。ペンギン役を演じるうえで、劇団ひとりは「人間とは違うので慎重にやりましたね。間違ったペンギンの表現をしちゃうと、ペンギンサイドからもクレームが入っちゃう」と冗談まじりに話し、笑いを誘った。鈴木は自身の役エリックについて、「エリックはすごい可愛いから、“教えてあげる!”みたいなシーンでは優しく(セリフを)言った」と工夫をしたようだ。

2010年9月に第一子となる女児が生まれた劇団ひとりは、父親役を演じるのは今回が初めて。現在7歳の鈴木の印象を劇団ひとりは、「“天才子役”と言われる所以がわかる。福くんのパートは今日初めて聞いたんですけど、可愛かったですね」と目を細め、「とても7歳とは思えないほど、しっかりしている。今日も始まる前に楽屋に挨拶にきてくれて、『ゴールデンスランバー』(09)でお世話になりましたと言われた。エレベーターでは扉が開いたら、どうぞと先に譲ってくれた」と感心しきりだった。

「親子ペンギンの愛の物語や、幼いペンギンの冒険物語っていう部分と、劇中では歌などがふんだんに盛り込まれていて、見ていてハッピーになれる映画」(劇団ひとり)、「ペンギンが踊ったり歌ったりして、僕も笑ってしまう面白いシーンもあるので、みんなに見てほしい」(鈴木)と本作の魅力をPRした。エリックの母グローリアの日本語吹替をクリスタル ケイが務め、劇中ではジャネット・ジャクソンやチャカ・カーンなど、1980年代の大ヒット楽曲を熱唱するのも魅力だ。親子そろって楽しめる作品として期待したい。【Movie Walker】

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