この作品がなければ「まどマギ」は誕生しなかった!? 日常系人気アニメとの関係は?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
この作品がなければ「まどマギ」は誕生しなかった!? 日常系人気アニメとの関係は?

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この作品がなければ「まどマギ」は誕生しなかった!? 日常系人気アニメとの関係は?

日常系といえば、女の子たちの何気ない日常を描いたほのぼの4コマ漫画とそれを原作にしたアニメ作品につけられるキャッチフレーズである。そんな日常系の作品というと、12月3日(土)から初の劇場版が公開される「けいおん!」を筆頭に、9月に放送を終了した「日常」、あずまきよひこの代表作「あずまんが大王」、そして埼玉の町おこしに貢献していることでも知られる「らき☆すた」といったところが代表作だろう。

前述した作品たちと並び、高い人気を誇っているのが、蒼樹うめ原作の「ひだまりスケッチ」だ。美術科の高校に通うため、学校の門前にある「ひだまり荘」に住むことになった6人の女子高生たちのにぎやかで平穏な毎日を描き、これまで3期にわたってテレビアニメが放送されてきたが、この度、第4期の放送が決定。それに先がけて先日BS-TBSで放送されたSP版のDVD&Blu-rayが現在発売中だ。

本シリーズはここに来て、アニメファン以外の層からもさらなる注目を集めているのだが、それは劇場版アニメ化が決まった「魔法少女まどか☆マギカ」と深い関係にあるからだ。「ひだまりスケッチ」の原作者・蒼樹うめは「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案を手がけており、両作の監督を務めるのはアニメ界きっての鬼才・新房昭之。そしてアニメスタジオ、シャフトが両作の制作を担当している。

もちろん、作品内容には深い関係はないのだが、ちょっと強引な言い方をするなら、「ひだまりスケッチ」がなければ、2011年のアニメ界において話題をさらった「魔法少女まどか☆マギカ」も生まれていなかっただろう。作風こそ違えど、可愛いキャラクターや斬新なアニメーション演出という点で共通点も見受けられる。2012年1月7日(土)からは第1期「ひだまりスケッチ」、第2期「ひだまりスケッチ×365」の地上波初再放送が決定するなど、高い人気が続く本作。まだ“まどマギ”しか知らない人は、この機会に是非チェックしてみてほしい。【トライワークス】

※劇場版公開に関する記述に誤りがありました。公開は未定となっております。訂正してお詫び申し上げます

■「ひだまりスケッチ×SP」発売中
価格:8,190円(Blu-ray完全生産限定版)、6,800円(DVD完全生産限定版)、4,800円(DVD通常版)
販売元:アニプレックス
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