あのラーメン屋が映画製作!? 人気店ならではの映像にも期待！

“こってり系”の代表格として人気のラーメンチェーン「天下一品」。今やハワイにも店舗を持つほどの有名店が、何と創業40周年を記念して映画を製作してしまった！その作品は『メンゲキ！』(1月28日公開)。同作は主演に劇団EXILEの青柳翔を迎え、脚本にはお笑いコンビ・スピードワゴンの小沢一敬を抜擢した異色の青春映画だ。

売れない役者を続ける主人公が、婚約者の両親に心配をかけまいと「仕事は人気ラーメン屋」という嘘をついたことから、その両親の前でラーメン屋の店長を演じ切ることになってしまうという同作。ラーメン店が創業を記念して製作する映画ということで、どんな濃い話が飛び出すのかと思いきや、意外にも演劇とラーメンを絡めたさっぱり爽やかな青春ドラマに仕上がっているから驚きだ。

ラーメンを題材とした映画といえば、伊丹十三監督による名作『タンポポ』(85)など、過去に幾つか例がある。だが、ラーメン店自体が映画製作に乗り出すというのは極めて異例の試みと言って良いだろう。本作は何と言っても人気店「天下一品」が製作した映画ということで、ラーメン作りのテクニックや、食欲を刺激するようなシーンなど、ラーメン屋ならではの映像にも期待したいところだ。

今までにない試みと新しい才能が集結した初物尽くしの話題作『メンゲキ！』。本業のラーメンに負けないほどの“天下一品”な人気を獲得することができるだろうか!?【トライワークス】