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第69回ゴールデングローブ賞ノミネーションが発表に!

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第69回ゴールデングローブ賞ノミネーションが発表に!

第69回ゴールデングローブ賞のノミネーションが、現地時間12月15日、ソフィア・ヴェルガラ、ジェラルド・バトラー、ウッディ・ハレルソンらによって発表された。

予想の中には、アカデミー賞受けはするものの、ゴールデングローブ賞からは外れるのではないかという噂もあった『アーチスト』がコメディー・ミュージカル部門の作品賞、主演男優賞、主演女優賞、監督賞など最多6部門にノミネートされ、『ファミリー・ツリー』『ヘルプ 心がつなぐストーリー』の2作品が5部門で後を追う展開になっている。

華やかな同賞のノミネーションは、毎年、アカデミー賞とは異なる部分も多いが、今回は常連のクリント・イーストウッド監督(『J・エドガー』)、アカデミー賞受けはしないスティーブン・スピルバーグ監督(『戦火の馬』)などが監督賞から除外されたほか、アカデミー賞受けしそうなテレンス・マリック監督『ツリー・オブ・ライフ』に至ってはどのカテゴリーにもノミネートされなかったことから、これでますますアカデミー賞の予測は難しくなってきた。

また、主演男優賞の常連だったジョニー・デップに代わって、ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、レオナルド・ディカプリオなど、そうそうたるメンバーが参戦しているのも特徴だ。ジョージは監督賞にもノミネートされたほか、外国語映画賞にはアメリカ映画でありながらアンジェリーナ・ジョリーの初監督作品『IN THE LAND OF BLOOD AND HONEY』がノミネートされるなどのサプライズもあり、例年以上に華やかなメンバーがそろうことになる。

なお授賞式は2012年1月15日(日)にロサンゼルスで開催されるが、昨年きついジョークで顰蹙を買ったリッキー・ ジャーヴェイスが、今年はどのような司会で賞を盛り上げるのかにも注目されており、何かと面白い授賞式になりそうだ。【NY在住/JUNKO】

ノミネーション結果は以下の通り

■作品賞(ドラマ部門)

『戦火の馬』『ファミリー・ツリー』『ヘルプ 心がつなぐストーリー』『ヒューゴの不思議な発明』『マネーボール』『スーパー・チューズデー 正義を売った日』

■主演男優賞(ドラマ部門)

ジョージ・クルーニー『ファミリー・ツリー』、レオナルド・ディカプリオ『J・エドガー』、ライアン・ゴズリング『スーパー・チューズデー 正義を売った日』、ブラッド・ピット『マネーボール』、マイケル・ファスベンダー『SHAME シェイム』

■主演女優賞(ドラマ部門)

グレン・クローズ『アルバート・ノッブス』、ヴィオラ・ディヴィス『ヘルプ 心がつなぐストーリー』、メリル・ストリープ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』、ティルダ・スウィントン『少年は残酷な弓を射る』、ルーニー・マーラ『ドラゴン・タトゥーの女』

■作品賞(コメディ・ミュージカル部門)

『アーチスト』『マリリン 7日間の恋』『BRIDESMAIDS』『Midnight in Paris』『50/50 フィフティ・フィフティ』

■主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)

ジャン・デュジャルダン『アーチスト』、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット『50/50 フィフティ・フィフティ』、ブレンダン・グリーソン『THE GUARD』、ライアン・ゴズリング『ラブ・アゲイン』、オーウェン・ウィルソン 『Midnight in Paris』

■主演女優賞(コメディ・ミュージカル部門)

ジョディ・フォスター『おとなのけんか』、ケイト・ウィンスレット『おとなのけんか』、シャーリーズ・セロン『ヤング≒アダルト』、ミシェル・ウィリアムズ『マリリン 7日間の恋』、クリスティン・ウィグ『Bridesmaids』

■助演男優賞

ケネス・ブラナー『マリリン 7日間の恋』、アルバート・ブルックス『ドライヴ』、ジョナ・ヒル『マネーボール』、クリストファー・プラマー『人生はビギナーズ』、ヴィゴ・モーテンセン『A Dangerous Method』

■助演女優賞

ベレニス・ベジョ『アーチスト』、オクタヴィア・スペンサー『ヘルプ 心がつなぐストーリー』、ジェシカ・チャステイン『ヘルプ 心がつなぐストーリー』、シェイリーン・ウッドリー『ファミリー・ツリー』、ジャネット・マクティア『アルバート・ノッブス』

■監督賞

ミシェル・アザナヴィシウス『アーチスト』、マーティン・スコセッシ『ヒューゴの不思議な発明』、ウディ・アレン『Midnight in Paris』、アレクサンダー・ペイン『ファミリー・ツリー』、ジョージ・クルーニー『スーパー・チューズデー 正義を売った日』

■アニメーション賞

『タイタンの冒険』『アーサー・クリスマスの大冒険』『カーズ2』『ランゴ』『長靴をはいた猫』

■外国語映画賞

『別離』(イラン)、『THE FLOWERS OF WAR』(中国)、『IN THE LAND OF BLOOD AND HONEY』(アメリカ)、『少年と自転車』(ベルギー)、『THE SKIN I LIVE IN』(スペイン)

■脚本賞

ウディ・アレン『Midnight in Paris』、ジョージ・クルーニー&グラント・ヘスロヴ&ボウ・ウィリモン『スーパー・チューズデー 正義を売った日』、ミシェル・アザナヴィシウス『アーティスト』、アレクサンダー・ペイン&ナット・ファクソン&ジム・ラッシュ『ファミリー・ツリー』、スティーヴン・ザイリアン&アーロン・ソーキン『マネーボール』

■作曲賞

ルドヴィック・ブールス『アーティスト』、アベル・コジェニオウスキ『W.E.』、トレント・レズナー&アッティカス・ロス『ドラゴン・タトゥーの女』、ジョン・ウィリアムズ『戦火の馬』、ハワード・ショア『ヒューゴの不思議な発明』

■最優秀歌曲賞

「ハローハロー」(『Gnomeo and Juliet』)、「ザ・キーパー」(『マシンガン・プリーチャー』)、「レイ・ユア・ヘッド・ダウン」(『アルバート・ノッブス』)、「ザ・リビング・プルーフ」(『ヘルプ 心がつなぐストーリー』)、「マスターピース」(『W.E.』)

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