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アンジェリーナ・ジョリーが初監督作で影響を受けたふたりの監督は?

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アンジェリーナ・ジョリーが初監督作で影響を受けたふたりの監督は?

12月23日から全米公開されている初監督作品『In the Land of Blood and Honey』が、ゴールデングローブ賞外国語映画賞にサプライズノミネートされ、アカデミー賞にも絡んでくるのではないかと評判のアンジェリーナ・ジョリーだが、アンジェリーナがメガホンを取るに当たって、ふたりの監督が大きな影響力を与えたという。

一人は、アンジェリーナがゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた『マイティ・ハート 愛と絆』(07)のマイケル・ウィンターボトム監督、もう一人はアンジェリーナがゴールデングローブ賞及びアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『チェンジリング』(08)でメガホンを取ったクリント・イーストウッド監督だそうで、contactmusic.comによれば、「クリント・イーストウッド監督は、愛する人たちと一緒に仕事をすることと、家族を持つことの大切さを教えてくれたんです。『In the Land of Blood and Honey』の出演者たちにも、私がクリントとの仕事で感じたような心地良さを味わってもらいたいと思って、私も現場に家族を連れて行ったんです。それとクリント監督はとにかく撮影を短期間で終わらせるんです。予算という意味で、とても良い勉強になりました」「マイケル・ウィンターボトム監督からは、リアリティを感じさせるような現場の雰囲気を整えることで、強要せずに役者たちが何かを生み出せるような空気や空間を作り出す方法を学んだ」そうだ。

今の時代を生きる人たちの、リアルで難しい歴史の一部を映画にすることにとてもプレッシャーを感じているというアンジェリーナだが、ふたりの巨匠たちから学んだ“術”はしっかりと初監督に反映されているようで、クリント監督から太鼓判を押されたアンジェリーナの監督としての手腕は、既に高い評価を得ているようだ。【NY在住/JUNKO】

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