80年代のサントラブームを牽引した『フットルース』が復活! 懐かしいあのオリジナル曲のリメイクも|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
80年代のサントラブームを牽引した『フットルース』が復活! 懐かしいあのオリジナル曲のリメイクも

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80年代のサントラブームを牽引した『フットルース』が復活! 懐かしいあのオリジナル曲のリメイクも

今から30年前の1980年代。アメリカで開局された音楽専門放送局MTVの影響で日本では洋楽ブームが巻き起こった。キャッチーで優れた楽曲はもちろん、そのプロモーションツールとして作られたミュージックビデオ(=MV)が頻繁にテレビで放映され、マイケル・ジャクソンのスリラーが大ヒットを記録したのもやはりMVの影響が大きかった。

そんな洋楽人気にさらに輪をかけたのが映画のサウンドトラックブームである。優れた楽曲を複数収録し、映画のヒットはともかく、サントラが飛ぶように売れる時代でもあった。そのサントラブームを牽引したのが、ジェニファー・ビールス主演『フラッシュダンス』(83)とトム・クルーズ主演『トップガン』(86)、そしてケビン・ベーコン主演『フットルース』(84)だ。その『フットルース』のリメイク版『フットルース 夢に向かって』が2011年に全米で公開され、残念ながら日本では公開はされなかったものの、DVDがいよいよ3月9日(金)に発売される。

とある田舎町に引っ越してきた都会育ちの青年が、ダンスによって周囲の人々を変えていくというストーリーは、オリジナルと基本的に同じだ。劇中では曲にのって主人公レンをはじめとした華麗なダンスシーンが随所に登場するのだが、オールドファンに嬉しいのは、劇中で使用されている14曲中4曲がオリジナル版でも使用されていた楽曲のリメイクなのだ。

麻倉未稀がリメイクし、テレビドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌となった「ヒーロー」や、同じくドラマ「金曜日の妻たちへII 男たちよ、元気かい?」の主題歌となった「パラダイス 愛のテーマ」「フットルース」「レッツ・ヒア・イット・フォー・ザ・ボーイ」は、たとえ本作を知らなくとも、どこかで耳にしたことがある、という人も多いだろう、ヒット曲ばかり。

オリジナル版サントラは、日本でもオリコン週間総合1位&年間総合2位に輝くなど、80万枚ものセールスを記録した。良い楽曲はいつまでも色褪せないということを実証している一本と言っても間違いない本作。80年代のサントラブームを知る人もそうでない人も是非チェックしてほしい。【トライワークス】

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