メリル・ストリープ、主演女優賞を逃したヴィオラ・デイヴィスの地元学校救済に一役!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
メリル・ストリープ、主演女優賞を逃したヴィオラ・デイヴィスの地元学校救済に一役!

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メリル・ストリープ、主演女優賞を逃したヴィオラ・デイヴィスの地元学校救済に一役!

第84回アカデミー賞では、メリル・ストリープが主演女優賞を手にしたが、最後まで互角の闘いを繰り広げたのが『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(3月31日公開)のヴィオラ・デイヴィスだった。

最終予測ではヴィオラが一歩リードする場面もあり、最後まで読めない展開だったが、授賞式で自分の名前を呼ばれたメリルが、隣に座っていた夫にキスをした後、ヴィオラにハグをしながらキスをした姿が印象的だった。

その様子は、メリルのヴィオラへの気遣いであり、敬意でもあると好意的に報道されたが、今度はeonline.comが、「メリルは、ヴィオラを手ぶらで地元に帰さなかった! メリルが、これまで示さなかった方法で、ヴィオラに愛を贈った」と報道した。

メリルが、アカデミー賞授賞式の翌日2月27日に、メリルと夫が設立したシルバー・マウンテン基金を通じて、ヴィオラの故郷であるロード・アイランド州セントラル・フォールの学校に1万ドルの寄付をしたことが明らかになった。現在、この学校は今後売却される予定の公共ビルの中にあるため、学校が存続するためには、公共ビルを買い取るか、向こう3ヶ月くらいまでの間に別の場所に移動しなければならない状況にあるという。

代表者の話では、「メリルは、私たちに希望を与えてくれました。この知らせを聞いて、私たちは嬉しさのあまり屋根の上から叫んでしまった」そうだが、このビルや近隣のコミュニティーセンターを買い取るか、もしくは改修するのに要する費用は120万ドルと言われており、まだ先は長い道のりのようだ。

地元のヒーロー、ヴィオラはもちろん積極的な支援を行っているそうだが、メリルの行動によって、新たな寄付金が集まることが期待されている。【NY在住/JUNKO】

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