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名優たちに交じって、真野恵里菜がキュートな方言女子役で存在感を発揮

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名優たちに交じって、真野恵里菜がキュートな方言女子役で存在感を発揮

文豪・井上靖の自伝的小説を映画化した『わが母の記』(4月28日公開)は、母親に捨てられたと思い続けてきた小説家の主人公と、認知症で少しづつ記憶を失っていく母親との絆を描く感動作だ。物語もさることながら、役所広司、樹木希林、宮崎あおい、三國連太郎ら、新旧の日本映画界を代表する名優たちの共演が話題を呼んでいる。そんな同作で名優たちに交じり、味のある演技を見せているアイドルがいる。

樹木希林演じる年老いた主人公の母・八重の面倒を見る女中・貞代を演じた真野恵里菜だ。ハロー!プロジェクトの一員としてデビュー後、歌手としてはもちろん、女優として数々の作品に出演してきた彼女。最近では『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』で史上初の女子高生ライダー・なでしこを演じたり、ドラマ「SPEC」で“新宿のシンデレラ”と呼ばれる人気占い師、というのは表の顔、本当は“悟ります”の決め言葉で人の心を読むスペックホルダーのサトリを怪演して話題を呼んだ。

そんな彼女が本作でも伊豆弁の“だら”という口調に、食いしん坊という何ともキュートなキャラクターを演じている。近年、方言萌えなんていう男子もいるらしいが、本作での彼女は、まさにそんな男子たちの心を打ち抜くようなキャラクターだ。普段のアイドル然とした彼女も良いけど、真野恵里菜の女優としての一面が見られる楽しみな一作だ。【トライワークス】

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