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現・東映社長も特別出演の1970年代に人気を博した伝説の女子プロレス映画とは?

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現・東映社長も特別出演の1970年代に人気を博した伝説の女子プロレス映画とは?

テレビのバラエティ番組などで“鬼嫁”キャラで人気の北斗晶や、“恐妻”キャラで人気のジャガー横田。彼女らが現在の地位を築いたのは女子プロレスだ。かつてはフジテレビ系列で試合が放送され、1980年代に長与千種&ライオネス飛鳥のクラッシュギャルズとダンプ松本率いる極悪同盟との抗争で人気を博した。だが、そんな彼女らの活躍も、この人たちがいなければなかったかもしれない。そう、1970年代に女子プロレスブームを巻き起こした、ジャッキー佐藤&マキ上田のビューティ・ペアだ。

ふたりのレスラーとしての強さはもちろん、試合前のリング上でマイクを持って歌うという、女子プロレス界として非常に斬新な試みにチャレンジし、そのデビューシングル「かけめぐる青春」が大ヒット。歌番組などにも出演し、女子プロレスのイメージを変える存在となった。

当時、そのビューティ・ペア人気を象徴するように製作されたのが、映画『ビューティ・ペア 真赤な青春』(77)。ふたりが女子プロレスラーとなった経緯から、コーチとの二人三脚による壮絶なトレーニング、そして宿敵ブラック・ペアとの死闘をドキュメンタリータッチで描いた異色作だ。これまでソフト化されておらず、幻の名作と呼ばれていた同作が初めてDVD化され、5月21日(月)に発売される。

メガホンを握ったのは昨年公開された斎藤工主演作『明日泣く』で25年ぶりの監督復帰を果たした内藤誠。ビューティ・ペアをはじめ、当時の女子プロレス界を代表する選手たちに加え、現在の東映株式会社代表取締役社長の岡田裕介がビューティ・ペアの相手役として特別出演しているのも面白い。今回のソフト化に併せ、内藤誠の監督作も同時発売されているので、そちらもチェックしてみよう。【トライワークス】

■DVD『ビューティ・ペア 真赤な青春』『十代 恵子の場合』『男組』
発売日:5月21日(月)
価格;4725円
販売:東映
発売:東映ビデオ

■DVD『明日泣く』
発売日:5月21日(月)
価格4935円
販売:東映
発売:東映ビデオ

■DVD『地獄の天使 紅い爆音』
期間限定価格:2940円(税込)
※2012年6月1日(金)~2012年9月27日(木)まで
販売:東映
発売:東映ビデオ
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