優しくて暖かいフレンチシネマ『フランス、幸せのメソッド』DVDが6月15日よりTSUTAYAで限定レンタル開始！

『PARIS(パリ)』(08)、『スパニッシュ・アパートメント』(04)のセドリック・クラピッシュ監督最新作『フランス、幸せのメソッド』。家族の温かさ、人と人との絆を描いた優しくて暖かいフレンチシネマの本作がTSUTAYA限定で6月15日(金)よりレンタル(販売は8月2日)が開始される。

長年勤務していた工場が倒産したシングルマザーのフランス(カリン・ヴィアール)は、あまりのショックに自殺未遂騒ぎを起こしてしまう。だが周りの人たちに支えられながら、奮起してパリで仕事を探すことに。一方、金融取引のトップトレーダーのスティーブ(ジル・ルルーシュ)も、イギリスからパリへ戻っていた。そこへ偶然にも、フランスがスティーブの家政婦として雇われることになる。お互い別の世界で生きてきたふたりは、価値観の違いに驚愕しながらも、意識しあい、徐々に距離が縮まっていく。そんな中、フランスはあることを知り、事件を起こすのだが!?

今もなお、不況が続くヨーロッパ社会をシニカルにとらえながらも、明るく前向きに生きている女性を描いたこの作品。不幸続きシングルマザーの主人公フランスには、『PARIS(パリ)』(08)、『しあわせの雨傘』(11)、『デリカテッセン』(91)のカリン・ヴィアール。フランスの雇用人で金融トレーダーのスティーブには、『アデル ファラオと復活の秘薬』(10)、『この愛のために撃て』(11)、『PARIS(パリ)』(08)のジル・ルルーシュが扮する。

本作は『PARIS(パリ)』(08)、『パリの確率』(00)のセドリック・クラピッシュ監督が長編10作目という節目に、満を持して挑んだ渾身の意欲作だ。色々な人間に出会い、様々な価値観を目の当たりにしながら、“幸せ”の形は一つじゃない、それぞれに形があるんだ、と観客に投げかけている。そして、どんなに苦しくても、家族や仲間がいれば乗り切れる、ということを描き出している。あなたが辛い時、悲しい時にそっと背中を押してくれる一本だ。

優しくて暖かい、フランス気分満載のフレンチシネマをDVDで味わってほしい。【Movie Walker】