ローラが『劇場版ポケモン』アフレコを振り返り「2時間も巻き巻きだったんだよ」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ローラが『劇場版ポケモン』アフレコを振り返り「2時間も巻き巻きだったんだよ」

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ローラが『劇場版ポケモン』アフレコを振り返り「2時間も巻き巻きだったんだよ」

シリーズ15作目となる『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士』(7月14日公開)の公開アフレコが6月4日、都内で行われ、ゲスト声優の高橋克実、中川翔子、山寺宏一、ローラと、本作と2本立てで公開される短編『メロエッタのキラキラリサイタル』のナレーションを担当する夏菜、メガホンをとった湯山邦彦監督が参加した。

本作の主題歌に起用された「Memories」でソロデビューを飾り、主題歌を歌うと同時に本作で声優にも初挑戦するローラ。主題歌について、ローラは「みんなのイメージとは違う感じで歌ってみたの。楽しみにしててね、ウフフ」とメッセージを送り、曲を紹介する際は「家族と離れ離れになってしまった方や、恋人や友人と離れたりした人とかでも」と言いかけると、「あれ? 何だっけ? 緊張しちゃった」とド忘れするローラにゲスト声優陣は爆笑。その後、「離れ離れになってしまったけれど、心は繋がっているよ、みたいな感じに歌詞を作ったから、聞いたら感動すると思う」と持ち直した。声を演じるマリンを「私とちょっと似ている」と紹介し、「2時間も巻き巻きで終わったんだよー」というアフレコ収録については、「初めてのアフレコだったからかんだりしたら怖いなあと思ったけど、全然かまなかったし、いつものまんまだったから、あっという間に終わっちゃったの」と、自信を見せた。

ドラゴンタイプ最強のポケモン、キュレムの声を演じる高橋。これまでもアニメのアフレコには何度か挑戦してきたという高橋は、「人間(のアフレコ)はあるんですけど、怪獣は初めて。(キュレムの)口が動かないから、叫び声で表現するのに苦労した」と明かした。6年連続でゲスト声優を務め、今回、主役のポケモン、ケルディオの声を演じる中川は、「ケルディオは真面目で勇敢な素晴らしいポケモン。ケルディオのような真面目で勇敢な子供が増えれば日本の未来は明るい」と断言し、「私は人生ずっとネガティブなこともありましたが、ポケモンのゲームを初めてやった時から、友達がいなくてもポケモンがいつもいてくれた。人生に光を与えてくれた」とポケモン愛を熱く語った。湯山監督は中川のアフレコ収録の様子について、「しょこたんの持っている、一途さや情熱とかが出ていた。可愛いくて強くて真っ直ぐなケルディオができた」と称賛した。

『劇場版ポケットモンスター』シリーズ開始当初から、15年連続でゲスト声優を務める山寺。湯山監督からは「コバルオンを最初に見た時に、これは山寺さんしかいないかなと思った。15作の中で一番格好良い山寺宏一が見られるんじゃないかな」と言われ、山寺は「ケルディオを見守る、助ける役。ケルディオを励ます時に、“負けても良いんだ、そこから何を学ぶかが問題なんだ”とか、“みんなで力を合わせることで誠の勇気が生まれる”といったセリフがあって、子供たちに伝われば良いなと思いを込めた」と熱く語った。

本作では9年ぶりに、同シリーズの長編・短編の同時上映が復活。短編のナレーションを担当する夏菜はポケモン世代として、「まさか自分がポケモンのナレーションをやるとは思っていなかったので、光栄です」と喜びの笑顔を見せた。【Movie Walker】

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