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映画ファンが選ぶ最も笑えるコメディ映画は?

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映画ファンが選ぶ最も笑えるコメディ映画は?

英国の映画誌エンパイアが「最も笑えるコメディ映画」読者投票を行った結果、1位に選ばれたのは『フライング・ハイ』(80)だった。

同作は当時流行していた『大空港』(70)のような災害パニック映画をパロディ化したコメディ映画で、エンパイア誌は同作の魅力につき、「1分間に3回は爆笑ギャグが出てくる。シュールさとウィット、パロディ、そして体を張ったギャグの完璧な融合。初公開から30年の間に、無数のセリフが引用され、オマージュが捧げられた映画」と書いている。

2位にはウィル・フェレル主演の『俺たちニュースキャスター』(05)が選ばれ、同誌はこの作品が票数を集めた理由を「興行的にはそんなに成功した映画ではないが、映画の中には無名の作品として出発し、カルト的な伝説の作品になる運命を背負った一本がある」と説明する。3位にはコーエン兄弟の『ビッグ・リボウスキ』(98)が選ばれ、4位と5位にはモンティ・パイソンの『ライフ・オブ・ブライアン』(79)と『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(75)が入った。

さらに、6位には『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)が入り、7位には後にシリーズ化されることになった『裸の銃を持つ男』(88)が、8位にはサシャ・バロン・コーエンの『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』(06)が入っている。9位は『ジム・キャリーはMr. ダマー』(94)で、10位は『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)というのが英国の映画ファンが選んだ「最高に笑えるコメディ映画」のトップ10だった。【UK在住/ブレイディみかこ】

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