前作までとはちょっと違う『海猿』。仙崎らが所属する特殊救難隊とは?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
前作までとはちょっと違う『海猿』。仙崎らが所属する特殊救難隊とは?

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前作までとはちょっと違う『海猿』。仙崎らが所属する特殊救難隊とは?

海難救助のスペシャリストたちの活躍を毎回スケールアップさせて描いてきた『海猿』シリーズ。劇場版第4作となる『BRAVE HEARTS 海猿』(7月13日公開)で、伊藤英明演じる主人公・仙崎大輔と、佐藤隆太演じるそのバディ・吉岡哲也はこれまでとは違う立場となり、物語が描かれる。

今作では同じ海上保安庁の職員ではあるが、まず最初になった潜水士からスキルを上げて機動救難士に、さらに最高レベルのレスキュー能力を持つ特殊救難隊の一員となっているのだ。特殊救難隊とは、1万3000人いる海上保安官の中から選ばれたわずか36人の精鋭で、いわば“海難救助最後の砦”である。

機動救難士は日本各地にある8ヶ所の基地に配属され、その担当エリアで起きた海難事故に対処していたが、羽田に拠点を構える彼らは機動救難士の手に負えない事案を任されることになるがゆえ、専用のジェット機やヘリで全国各地へ迅速に向かうことになる。

海上保安官たちが誇りに持つ存在で、前作に初登場した第五管区所属の機動救難士・服部(三浦翔平)にとっても、仙崎はもはや同じ機動救難士の仲間というよりも、目標となる憧れの存在として描かれている。だが、その任務の特殊性ゆえ、後先考えずに突っ走る仙崎と、副隊長である嶋(伊原剛志)が衝突することになる。

シリーズ最新作にしてさらなる極みへと昇り詰めた『海猿』。今回はジャンボジェット機の海上着水という大きな出来事が描かれるが、なぜ彼らがその現場へ向かうことになるのか、そんな設定の部分まで注意深く見るとさらに楽しめが増えるはずだ。【トライワークス】

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