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今度は実写映画化!有川浩「図書館戦争」で岡田准一と榮倉奈々が初共演

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今度は実写映画化!有川浩「図書館戦争」で岡田准一と榮倉奈々が初共演

2006年の発売以来、本編シリーズ4巻と外伝2巻の計6巻を含む、シリーズ累計280万部を突破している有川浩の小説「図書館戦争」が、6月16日に公開されたアニメ劇場版『図書館戦争 革命のつばさ』に続き、実写映画化決定!主演を岡田准一が、ヒロインを榮倉奈々が演じる。このキャスティングはダ・ヴィンチ読者アンケートでも1位になった組み合わせで、ふたりは本作が初共演となる。『砂時計』(08)や『GANTZ』シリーズの佐藤信介が監督を務める。

原作は、その斬新な世界設定と魅力的なキャラクター、リアルな描写などが人気だ。2019年を舞台に、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められた近未来の日本。武力行使さえ許される不当な検閲から本を守る、自衛組織「図書隊」の隊員による命を賭けた戦いと、図書隊員の鬼教官・堂上篤(岡田准一)と新米女性隊員・笠原郁(榮倉奈々)の恋愛模様が描き出している。

『SP』シリーズでのアクションも記憶に新しい岡田と、本作で本格アクション初挑戦の榮倉による、SF戦争映画ならではの迫力のアクションシーンが用意されているという。主演を務める岡田は、「今回で二度目のお仕事となる佐藤信介監督との撮影を楽しみにしています」と撮影を心待ちにしているようで、「大人気シリーズの原作の映画化ということで、原作ファンの母にも喜んでもらえると思います。佐藤監督をはじめとするスタッフの皆様、そして初共演となる榮倉奈々さんをはじめとするキャストの皆様と、原作者の有川浩さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう撮影に臨みたいと思います」と意気込みを語った。ヒロインを演じる榮倉は、原作について「SFファンタジーの中で描かれる登場人物の細やかな心情の動きに、ページをめくる手が止まりませんでした。いつしか本当に図書館戦争のような組織があるのではないかと思ってしまうくらい日常になじむ、不思議な感覚でした」と印象を語り、「有川先生のあとがきにありました、キャラクターが勝手に動き出す現象、これが撮影の現場でも起こるようにテンションを持って行けたらと思います」とコメントを寄せている。

岡田、榮倉のキャスティングについて、原作者の有川浩は「映像化の企画段階のイメージキャストは複数の役者さんが挙げられるものですが、堂上と郁は最初期からこのおふたりしか挙がっておらず、ダ・ヴィンチのアンケートよりという註釈がありました。原作を大事にしたいという意志を痛いほど感じました。お任せしたいと思いました。読者の皆さんにも応援していただけますように」と期待を寄せている。佐藤監督も「有川先生の生み出された、他では決して味わえないこの世界を、映画化できることにとても興奮しています。岡田准一さん、榮倉奈々さんは、原作を読んでいても、顔が浮かぶほど、イメージにぴったりだと思います」と太鼓判を押している。

映画『図書館戦争』は10月にクランクイン、公開は2013年GWを予定している。【Movie Walker】

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