神木隆之介と橋本愛が高橋優の生歌披露に感激!「涙をこらえるのが大変だった」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
神木隆之介と橋本愛が高橋優の生歌披露に感激!「涙をこらえるのが大変だった」

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神木隆之介と橋本愛が高橋優の生歌披露に感激!「涙をこらえるのが大変だった」

小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウによる同名小説の映画化『桐島、部活やめるってよ』(8月11日公開)の特別試写会が8月8日(水)にTOKYO FMホールで開催され、神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優が登壇。本作のために主題歌を書き下ろしたシンガーソングライターの高橋優も駆けつけて、主題歌「陽はまた昇る」と、友人であり、ロンドン五輪メダリストの入江凌介選手に贈った応援ソング「旅路の途中」の2曲を披露した。神木は「鳥肌が立ちました!映画への熱い思いが、また沸いてきました」と感激しきり。橋本も「涙をこらえるのが大変でした」と喜びを語った。

バレーボール部のキャプテンだった桐島が、突然に部活を辞めたことをきっかけに起きる周囲の変化を、複数の人物の視点から描き出す青春ストーリー。少年少女のリアルな心情表現が胸に迫る。高橋は「何回も見たくなる映画。必ず共感できるキャラクターがいる。僕は前田の友達の武文に共感しました」とコメント。撮影現場にも足を運んで、曲作りに励んだといい、「どこかで、今さら新しいことを始めても意味がないと思っている自分がいた。そういう自分と向き合って、『そうじゃないだろう、どんなに暗くても陽は射すんだ!』という、前に進む気持ちを込めて作りました」と、曲に込めた思いを語ってくれた。

本試写会は、中高生に人気のラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」とのコラボで実現したもの。この日は、会場に集まったリスナーが、映画のタイトルにちなんで「○○、××やめるってよ」宣言を発表した。14歳の中学生女子は「好きな人諦めるのやめるってよ」と宣言。続けて、「原作を読んでそう思った。『桐島』に感謝です」と気持ちを語ると、会場から拍手が沸き起こった。終始、歓声が上がるなど活気にあふれた試写会となり、観客それぞれが映画と生歌に勇気と元気をもらった様子だった。

期待の若手俳優がずらりと顔をそろえ、それぞれの“今”をみずみずしく表現した本作。『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)の吉田大八監督の手腕も冴え渡り、刺激的かつ胸を熱くする青春映画に仕上がっている。是非、物語を彩る高橋の歌声まで堪能してほしい。【取材・文/成田おり枝】

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