有川浩の小説「県庁おもてなし課」が錦戸亮×堀北真希で映画化!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
有川浩の小説「県庁おもてなし課」が錦戸亮×堀北真希で映画化!

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有川浩の小説「県庁おもてなし課」が錦戸亮×堀北真希で映画化!

有川浩の人気小説「県庁おもてなし課」が、主演・関ジャニ∞の錦戸亮、ヒロイン・堀北真希で映画化されることがわかった。スタッフは『阪急電車 片道15分の奇跡』(11)の岡田惠和が脚本を、三宅喜重が監督を務める。

本作は、有川の地元・高知を舞台に、誰もが共感する“ふるさと”を舞台にしたラブストーリー。高知県観光部に観光促進を目的して発足された「おもてなし課」に所属する、やる気はあるが、空気の読めない若手職員・掛水史貴を演じる錦戸は、「実在するおもてなし課という一風変わった課に勤務する平凡な男が、堀北さん演じる明神さんと出会い、一人前の“いごっそう”に成長する姿をたくましく演じられるよう頑張りたい」と意気込みを語る。2011年に24時間テレビでの共演はあったものの、堀北と芝居では初共演となり、錦戸は「初共演の堀北さんとのお芝居もあの透明感に負けないよう、掛水として正面から体当たりで演じられればと思います」と語る。民間感覚と柔軟な発想力を兼ね備えたアルバイト・明神多紀を演じる堀北は、「原作を読んで、目の前の壁を一つずつ乗り越えていく姿に元気をもらいました。方言にも挑戦させていただきますが、高知県のことを勉強して、地元の人になりきれるように頑張りたいと思います」と心境を明かした。

今回の映画化について、原作者の有川は「気心知れた『阪急電車』チームにまた作っていただけることがとても嬉しいです。ロケハンから楽しく参加させていただきました。あとは錦戸さんの掛水や堀北さんの多紀に会えるのが楽しみで仕方ありません」と期待を寄せている。

掛水(錦戸)は、観光特使就任を要請した県出身の小説家・吉門喬介(高良健吾)から徹底的に駄目出しを受ける。言っていることは的を射ている毒舌家・吉門は、掛水に「県庁外部から女性を雇う」「昔、『パンダ誘致論』を展開して県庁を追われた伝説の元職員に接触を試みる」ことをアドバイス。掛水は、民間感覚と柔軟な発想力を兼ね備えたアルバイト・明神(堀北)を雇い、伝説の元県庁職員の大胆な発想とアドバイスを求め、彼の経営する民宿を訪ねる。しかしその民宿で、掛水は実質民宿を切り盛りしている清遠佐和(関めぐみ)からいきなりバケツの水をかけられるというストーリー。

高知県の全面協力のもと、実際の高知の色彩豊かな大自然の景色をふんだんに盛り込むという。錦戸はパラグライダーにも挑戦するといい、「空から見下ろした高知県、日本の素晴らしさを掛水と共に、僕自身も沢山気付けるんじゃないかなと大変楽しみにしています!」と撮影を心待ちにしているようだ。

9月上旬にクランクインする本作は、11月のクランクアップ、2013年5月の公開を予定している。【Movie Walker】

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