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ポール・マッカートニー「ビートルズを解散させたのはヨーコじゃない」

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ポール・マッカートニー「ビートルズを解散させたのはヨーコじゃない」

ポール・マッカートニーが、「ビートルズを解散に導いた女」として世界的に有名なオノ・ヨーコを擁護する発言をした、と英ガーディアン紙が伝えている。

これは、映画『フロスト×ニクソン』(08)でも有名な英国の名司会者デヴィッド・フロストのインタビューを受けたポール・マッカートニーが、ジョン・レノンとオノ・ヨーコについて尋ねられ、答えたものらしい。ポールは、ビートルズのレコーディングにヨーコが同席しているような状況は非常にやりづらかったと率直に語りながらも、ビートルズ解散の原因は彼女ではなかったと語ったという。

「彼女がグループを解散させたわけじゃない。既に崩壊は進んでいた。彼女が現われた時、彼女の魅力というのは、そのアバンギャルドな面と、物事に関する見方だった。彼女は、ジョンに別の道があることを示し、それはジョンにとって、とても魅力的だったんだ。ジョンにとって、去るべき時が来ていたんだ。どちらにしても、彼は絶対にビートルズから去っていたんだ」とポールはフロストに語ったという。

また、ポールは、ヨーコがいなければ、ジョンは「イマジン」のような曲は書いていなかったと断言し、「彼女なしでは、彼はそれを成し遂げていたとは思わない。だから、何においても彼女を責めることはできないと僕は思うよ」と結んだという。【UK在住/ブレイディみかこ】

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