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スティーヴン・スピルバーグ監督が007映画の監督を断られていた!

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スティーヴン・スピルバーグ監督が007映画の監督を断られていた!

巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が、大ヒットシリーズ007の監督を希望していたにもかかわらず、断られていたことがわかった。

現在、大ヒット中の『007 スカイフォール』(日本12月1日公開)を鑑賞し、「もう一度見たい」と絶賛するスピルバーグ監督本人が明らかにしたもので、「1970年代に、カビー・ブロッコリ(『007 ドクター・ノオ』から『007 消されたライセンス』までのプロデューサーを務めたアルバート・R・ブロッコリの愛称)のところに行って、007の監督をやりたいって言ったんだけど、答えはノーだった。それ以来、二度とオファーはしていない。その代わりに『インディ・ジョーンズ』シリーズを製作することになったんだ」とデイリー・メール紙に語っている。

1970年代のスピルバーグ監督と言えば、『ジョーズ』(75)、『未知との遭遇』(77)でブレイクしたばかり。1981年に『レイダース 失われた聖櫃 アーク』、そして『E.T.』(82)で一躍スターダムにのし上がるが、スピルバーグ監督が話を持ちかけた時点では、まだB級映画監督という印象の域を抜けていなかったのかもしれない。

スピルバーグ監督が手がけるボンドシリーズも見てみたかったが、そのオファーが通っていたら、『インディ・ジョーンズ』シリーズはこの世に存在していなかったかもしれないことを考えると、プロデューサーが却下してくれたのは、ある意味正解だったのかもしれない!?【NY在住/JUNKO】

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