ロバート・デ・ニーロ『レッド・ライト』で『タクシードライバー』名シーンがよみがえる!?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ロバート・デ・ニーロ『レッド・ライト』で『タクシードライバー』名シーンがよみがえる!?

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ロバート・デ・ニーロ『レッド・ライト』で『タクシードライバー』名シーンがよみがえる!?

伝説の超能力者と超常現象を研究する科学者チームの攻防を描くスリラー『レッド・ライト』(2月15日公開)。今年で70歳を迎えるロバート・デ・ニーロが伝説の超能力者に扮する本作と、彼の代表作『タクシードライバー』(76)にはあるつながりが隠されているという。そのつながりとは、『タクシードライバー』の劇中で鏡に向かって「you talking to me?」と言う、多くの人の記憶に残っているあの名セリフだ。実は名セリフ誕生から37年の月日が経った本作で、オマージュとしてこのセリフが使われているのだ。

『リミット』(10)のロドリゴ・コルテス監督が手がける本作でのデ・ニーロの役どころは、30年間の沈黙を破り、突然姿を現した伝説の超能力者サイモン・シルバー。役作りのために、実際に超能力者に会うほどの徹底ぶりで本作に挑んだだけのことはあり、劇中ではスプーン曲げはもちろん、念写や念力、空中浮遊まで悠然とこなしており、テレビでお馴染みの超能力者たちを彷彿させるような貫禄を醸し出している。対するシルバーの能力に疑惑を抱く科学者をシガーニー・ウィーバー、キリアン・マーフィーが演じている。

超常現象を暴こうとする科学者チームとシルバーとの息詰まる攻防戦の末に向かえる重要なシーンで、あのセリフ「you talking to me?」は「Are you challenging me?」というオマージュの形でシルバーから発せられる。実はロドリゴ・コルテス監督は、『タクシードライバー』のファンで、シルバーのセリフに追加することで今回の実現となったのだ。こうして、本作で新たな姿に形を変えた名セリフ。どの場面でデ・ニーロから発せられるのか、その言葉の真意は是非劇場で確認してもらいたい。【Movie Walker】

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