『ダイ・ハード ラスト・デイ』ロンドンプレミア登壇のブルース・ウィリス「日本に行けなくて残念」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『ダイ・ハード ラスト・デイ』ロンドンプレミア登壇のブルース・ウィリス「日本に行けなくて残念」

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『ダイ・ハード ラスト・デイ』ロンドンプレミア登壇のブルース・ウィリス「日本に行けなくて残念」

不死身刑事ジョン・マクレーンの活躍を描くシリーズ第5弾『ダイ・ハード ラスト・デイ』(2月14日公開)。本作のロンドンプレミアが現地時間2月7日に行われ、ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、セバスチャン・コッホ、ジョン・ムーア監督らが出席した。先日、『ダイ・ハード4.0』(07)以来、6年ぶりの来日が、本作完成が遅れた影響で中止になってしまったブルースは、「日本に行けなくて残念だったが、きっと気に入ってもらえる作品だと思うよ」とコメントを寄せた。

同イベントは、本作でユーリヤ・スニギルが演じる謎の女性を模したジャンプスーツ姿の美女が乗った3台のバイクに先導され、劇中にも登場するベンツGクラスからキャストたちが登場するという派手な演出が行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。しかし、世界一ツイていない男ジョン・マクレーンを擁するイベントは順調には進行せず、一行が登場するとスタート直前に降り始めていた小雨が激しい大雨に変わるという運の悪さを発揮した。

本作でブルース演じるジョン・マクレーンの息子ジャック・マクレーンを演じたジェイは、ブルース・ウィリスについて「あまりにも多くのことを学びました。ベテランでこんなにも長く活躍する彼からなるべく多くのことを吸収したいと思っています。僕はまだアマチュアでスチューデントだから」と尊敬の眼差しを向けた。来日は未経験だというジェイは、日本のイメージを「豊かな文化と伝統、さらに他の国よりも進んだ先進的なイメージがあるので是非見てみたいです。あとは美味しい寿司を食べたい!」と陽気に語ってくれた。

ジョン・ムーア監督は本作について、「シリーズのファンに敬意を評したかった。ジョン・マクレーンについてはブルース・ウィリスが誰よりも知り尽くしているので彼に助けてもらったし、ジョン・マクレーンの軌跡にもリスペクトした作品になっているから楽しんでもらえると思う」と自信をのぞかせる。ブルースのアイデアで、本作には息子ジャックを登場させていると明かし、「息子は1作目にも出てくるし、シリーズでも名前は登場しているしね。だから(本作で)ジャックの登場は自然なことだ。ブルース・ウィリスは子供もいるし、プライベートでも父親として素晴らしい部分に触れてきた。彼は父親としてリアルだし、父子の関係は本人がわかっているからディレクションはしてないよ。『ダイ・ハード』シリーズはリアルな物語なんだ」と話した。ジェイについては「彼は最高だし、一緒に仕事をしたいと思ったからキャスティングしたんだ。彼はシリーズを前進させてくれる存在だと思う」と、今後にも期待を寄せている。

同イベントにはマスコミ150名以上、ファン1500名以上が集まり、ブルースもファンたちのサインに快く応じるなどファンサービスを行った。【Movie Walker】

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