渡辺直美、しんちゃんからのプロポーズに「結婚はごめんなさい」とお断り|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
渡辺直美、しんちゃんからのプロポーズに「結婚はごめんなさい」とお断り

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渡辺直美、しんちゃんからのプロポーズに「結婚はごめんなさい」とお断り

大人から子供まで幅広い層から支持を集める人気アニメの劇場版シリーズ第21作目『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』(4月20日公開)。ゲスト声優にはコロッケ、渡辺直美、川越シェフが抜擢され、3月21日に都内でアフレコイベントが開催。渡辺は「小学校の時に初めてものまねをしたのがしんちゃんなんです!憧れのしんちゃんの映画に出られて嬉しい!」と笑顔で喜びを語った。

シリーズ第21作目のテーマはグルメ。B級グルメ消滅の危機を救う伝説のソースを巡って、しんのすけらカスカベ防衛隊の面々が巨悪に立ち向かう。渡辺が演じるのは、物語のキーとなる、魅惑的なプロポーションの持ち主“しょうがの紅子”の声だ。綺麗なお姉さん役とあって、「配役が発表された際にはツイッターが荒れた」と話すが、アフレコでは「これ運んでくれるぅ?」と艶やかなセクシーボイスを披露した。

しんちゃんもこれには悩殺された様子で「結婚しちゃおうか?」と渡辺にプロポーズ!「まだしんちゃんは子供だからね。結婚はごめんなさい。そういう目で見られないや」と断られてしまったが、「また大人になったらチャレンジするよ!」と再トライを約束していた。また記者から、友達である仲里依紗の結婚発表について聞かれると、渡辺は「びっくりしました!結構友達なんですけど、全然知らなくて。こっちから『おめでとう』と連絡したい」と笑顔を見せ、コロッケらに「本当に友達なの?」と突っ込まれていた。

芸暦30年以上のなかで、アニメ声優初挑戦となったのがコロッケだ。「僕は小さい頃からふざけた人で。しんちゃんも50歳を過ぎてもふざけてくれていると思うし、きっと僕と頭の中が一緒だと思う」としんちゃんへの思いを吐露。劇中では、“下町コロッケどん”の声を演じるほか、つくね役、草だんご役と3役を見事に演じ分けている。「『誰のものまねでもない声で』とお願いされて、逆にプレッシャーでした(笑)。声は100種類くらい使い分けられるんですが、今までにやったことのない声で臨んで。ちょっとふざけると志村けんさんの声になっちゃうし、低い声を出そうとすると大滝秀治さんになっちゃう。今までにない声を出すのは、大変でもあり、新鮮でした」とベテランものまね芸人ならではの苦労も明かしてくれた。しんちゃんもコロッケの演技を大絶賛で、「来年もキープね!」と早くも来年のオファーをしていた。

そして本人役として出演している川越シェフも「本人役なので、地声で元気良くやりました。しんちゃんはクセはあるけれど、おじいちゃんおばあちゃんから子供まで愛されている。僕も料理でしんちゃんをめざします!」と、熱い意気込みを語っていた。それぞれが“しんちゃん愛”を語り、しんちゃんもご機嫌の様子で映画をアピール。絶妙な掛け合いをみせ、終始、笑顔にあふれたイベントとなった。【取材・文/成田おり枝】

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