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西田敏行、『終戦のエンペラー』で「素晴らしい作品ができた」と手応え十分

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西田敏行、『終戦のエンペラー』で「素晴らしい作品ができた」と手応え十分

ハリウッドが壮大なスケールで描く、歴史サスペンス超大作『終戦のエンペラー』(7月27日公開)の記者会見が、4月24日に都内で開催。奈良橋陽子、ゲイリー・フォスター、野村祐人の3人のプロデューサーと、日本人キャストの初音映莉子、西田敏行、中村雅俊、伊武雅刀、片岡孝太郎が登壇。奈良橋プロデューサーは、「とにかくパッションで始まりました」と熱い思いを口にすると、フォスターも「人生が変わった作品といっても過言ではない。アメリカと日本、お互いの国の理解を深めることができた」と力強く語った。

本作でヒロインに抜擢された初音は「彩役を通して自分も成長していったすごく大きな映画です」と語ると、西田も「素晴らしい作品ができあがったと確信しております。アメリカの方々から見た日本人と天皇のあり方がしっかりと描かれた作品」と満足気にアピール。中村も「歴史上、有名じゃない方にスポットライトを当てることにより、時代の見せ方がすごく変わる。日本人として感動しました」と手応えを訴えかけた。

本作でダグラス・マッカーサー役を演じたトミー・リー・ジョーンズとの共演について感想を求められたゲスト陣。片岡は「トミーさんがいらしたら、空気が変わった。最後に、『あなたと仕事をして良かったです』と握手を求められ、この作品に出られて良かったと思いました」とのこと。また、西田も「スケールの大きい方で、ハーバードも出られて知識も多い方。人生をいろいろな方面から見つめてらっしゃる方で、非常に尊敬できました」と、感慨深い表情で語った。

終戦直後の日本で、マッカーサー元帥が命じた極秘調査とは?そんな興味深い切口で戦後を描いたのは、『真珠の耳飾りの少女』(04)のピーター・ウェーバー監督。主人公・フェラーズ准将に人気海外ドラマシリーズ「LOST」のマシュー・フォックスが扮し、西田敏行ら豪華キャストと演技の火花を散らせる。幅広い年代に向けた夏休み映画として大いに期待が寄せられている。【取材・文/山崎伸子】

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