チャン・イーモウ監督が一人っ子政策に違反?子供7人報道に物議|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
チャン・イーモウ監督が一人っ子政策に違反?子供7人報道に物議

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チャン・イーモウ監督が一人っ子政策に違反?子供7人報道に物議

チャン・イーモウ監督に子供が7人いるという噂が流れているため、一家に一人しか子供を持てないという中国の一人っ子政策に違反しているとして、中国当局が調査を始めたという。

中国メディアが、同監督には前妻と現在の妻、そしてその他、2人の女性との間に計7人の子供が存在し、政府の一人っ子政策に違反していると報じたため、当局が調査に乗り出したようで、「我々はネットで広がっている噂の真偽を調査している」と無錫市家族計画局がAP通信に語ったという。

もし、同監督が国の政策に違反していることが発覚した場合には、1600万ポンド相当の罰金を払わなければならないそうで、罰金の金額は違反者の収入に応じて計算されているらしい。

チャン・イーモウ監督は、北京オリンピック開会式の演出を務めた国民的映画監督で、代表作に『紅いコーリャン』(87)、『HERO』(02)、『LOVERS』(04)などがある。

このニュースは、中国でも物議を醸しているそうで、「4人の女性との間に7人の子供をもうけるなどと、これが一般人だったら殺されるか、とても払えるわけがない滅茶苦茶な額の罰金を課されている。だが、彼は平気だ。彼が一般人より優れているわけではない。このような不公平な社会は決してリスペクトされない」と、ライターのクリストファー・ツィンはコメントしている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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