真木よう子が浴衣姿で、7年ぶりの単独主演映画のヒット祈願!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
真木よう子が浴衣姿で、7年ぶりの単独主演映画のヒット祈願!

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真木よう子が浴衣姿で、7年ぶりの単独主演映画のヒット祈願!

「悪人」の吉田修一の同名小説を映画化した『さよなら渓谷』(6月22日公開)の大ヒット祈願イベントが、6月10日に縁結びの神様である神田明神で開催。真木よう子、大西信満、鈴木杏、鶴田真由、大森立嗣監督が全員浴衣姿で登壇。真木は撮影を振り返り「去年の夏、やった映画というよりは、私が本当に過ごした期間のようになってしまっていて、不思議な感じです。それくらい力を入れていました」と熱い思いを口にした。

事件の被害者と加害者の関係性を濃厚に描いた本作は、真木にとって『ベロニカは死ぬことにした』 (06)以来、7年ぶりの単独主演作となった。真木は「あの夏、主人公になっていたんだなあと改めて思っています。題材が題材で、そういう事件の被害者という役柄なので、それくらいの精神状態に自分を持っていかないといけなかった」とコメント。相手役を務めた大西も「僕も去年の夏から秋にかけて、この映画のことしか残っていないです。とても濃い時間でした」と語った。

大森監督は「みんな、映画にちゃんと真摯に向き合ってくれる方々でした」と絶賛。本作には、監督の弟である大森南朋も出演しているが、劇中で共演した杏は「ご兄弟で一緒にいらっしゃるところはなかなかないので、すごく贅沢な感じがしました」と言うと、大森南朋扮する記者の妻役を演じた鶴田も「相手が南朋さんだったからすごくやりやすかったです。でも、シーン数が短いなかでの表現は難しかったです」と感想を述べた。

とある団地で起きた幼児殺害事件をきっかけに浮かび上がる、容疑者の隣人夫婦の意外な関係とは!? 真木は最後に、「一見普通に見える夫婦が、実は15年前、残酷な事件の被害者と加害者だった。ふたりが一緒にいるのは、憎しみなのか、愛なのか。素晴らしい映画になっています」と力強く締めくくった。【取材・文/山崎伸子】

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