『劇場版タイムスクープハンター』が完成!要潤が「日本一のアトラクションができた」と感無量|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『劇場版タイムスクープハンター』が完成!要潤が「日本一のアトラクションができた」と感無量

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『劇場版タイムスクープハンター』が完成!要潤が「日本一のアトラクションができた」と感無量

NHKの人気テレビシリーズの映画化『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』(8月31日公開)の完成披露試写会が8月5日に明治安田生命ホールで開催され、要潤、夏帆、時任三郎、上島竜兵、カンニング竹山、中尾浩之監督が登壇。主人公のタイムスクープハンター・沢嶋雄一の扮装で登場した要は「この映画が夢でした。日本一のアトラクションができたと思います!」と胸を張った。

本作では、時空ジャーナリストの沢嶋が、本能寺の変による混乱が続く京都にタイムワープ。謎に包まれた“安土城消失”の真相に迫る姿が描かれる。要は「テレビシリーズが始まった頃から、『いつか映画を』と思っていた。監督とも『ようやく映画になりましたね』としみじみと話していた」と待望の映画化であったことを明かし、「ついに映画化ということで気合が入っています。どんどんこの作品が成長していくことを願っている」と感無量の様子だった。

「タイムスクープハンター」の現場はリハーサルは行わないそうで、映画からの参加となった夏帆は「現場では、スピードが早くて驚いた。臨場感があって、それが映画にも表れていると思う」とコメント。中尾は「カットと言った後の表情を回している時もある。素の良い表情が出たりするんです」と演出の意図を教えてくれたが、同じく映画から加わった上島は「監督はとにかくほめてくれて、気持ち良く演じさせてくれる現場だった。『竜ちゃん、良かったよ!サイコー!今日イチじゃない?もう一回お願いします!』ってね」と話し、会場の笑いを誘っていた。

沢嶋の上司役を演じる竹山は「もともと番組のファンだった」といい、「タイムスクープ社の社員になれてこんなに嬉しいことはない!」と喜びをあらわにした。役者としての活動も増えている竹山だが、「バラエティでは、どれだけウケても世間はすぐに忘れる。映画に出ると3年後も覚えていてくれる」と告白。上島は「竹山君はもう、台本のことも脚本、カメラのことをキャメラって呼ぶもんね」とお茶目に突っ込みを入れていた。

最後には、司会から「上島さん、最後の締めの言葉をお願いします」と振られ、「いや、俺は良いよ。主演の要さんだって、監督だっているんだよ」と周囲を見渡した上島。要から順番に、時任までもが「じゃ、俺がやります」と手を挙げて、全員で「どうぞどうぞ」とダチョウ倶楽部のお決まりのギャグを展開。終始、息の合った登壇者の様子に、会場も大盛り上がりだった。【取材・文/成田おり枝】

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