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木梨憲武、大作での声優挑戦に「ビビっています」

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木梨憲武、大作での声優挑戦に「ビビっています」

『アース』(07)などのネイチャードキュメンタリーで知られる英国BBCと20世紀フォックスによるアドベンチャー大作 『ウォーキング with ダイナソー』(12月20日公開)の製作発表記者会見が、10月28日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。『ファインディング・ニモ』(03)以来10年ぶりの声優に挑戦する木梨憲武や、本作の応援団代表・ダイナソー子供大使となった鈴木福らが登壇した。

会見では、圧倒的スケールの3D特別フッテージ映像も上映された。主人公パッチの声優を務める木梨は「僕、いりますか?」と恐縮顔。「日本語担当ですよね?邪魔しないようにしないと。プロの方たちと作戦を練らないとダメだ。ことの大きさにビビっています」と慌てふためいた。その後、木梨はユニークに声色を変え、デモンストレーションをして、会場を笑わせた。

恐竜が大好きだと言う鈴木は、映像を見て「2Dでもすごいと思ったけど、3Dで見ると、触りたくなっちゃいました」と興奮しながらコメント。また、「福井の恐竜博物館へも行って、化石発掘体験をしたり、展示を見たりしました。僕にとって今年は恐竜イヤーです。子供大使になれて、うれしいです」と元気にコメント。

本作の日本語版監修を務める、国立科学博物館・研究主幹の真鍋真は「ちょっとしたシーンにも、実際の化石や仮説がふんだんに盛り込まれている。映画の動きも、学術的な背景に基づいていてすごい」と太鼓判を押す。BBCワールドワイド ジャパンの代表取締役社長の宗方謙も「恐竜という題材ですが、一歩進歩を遂げることになりました。人間含め、生きていくためのいろんな生存競争があるということを、身近な形で見てもらいたい」とアピール。

本作は、科学的検証の下、恐竜の子育てや大移動など、新たな発見を盛り込んだ世界を、『アバター』(09)で使用された3D技術を駆使して映像化した、実体験型3Dアクション・アドベンチャー大作。まるで太古の地球に迷い込んだような臨場感が味わえるとのことで、完成版を見るのが楽しみだ。【取材・文/山崎伸子】

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