“平成の○○”市川海老蔵の意外な行動に共演者も大慌て!?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
“平成の○○”市川海老蔵の意外な行動に共演者も大慌て!?

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“平成の○○”市川海老蔵の意外な行動に共演者も大慌て!?

市川海老蔵主演の時代劇『利休にたずねよ』(12月7日公開)の完成披露会見が、11月5日に目黒雅叙園で開催。海老蔵、中谷美紀、大森南朋、伊勢谷友介、クララ、田中光敏監督が華麗な和装姿で登壇。海老蔵は、共演者全員から、美しい所作や仕事への情熱について褒め殺し状態となり、「ありがとうございます」と繰り返し、タジタジ状態だった。

前回の会見で中谷から“平成の狼藉者”と言われた海老蔵だが、今回はゲスト全員が、改めて海老蔵の人となりを語ることに。まずは、『出口のない海』(06)以来、7年ぶりの共演となった伊勢谷が「僕も“平成のうつけ者”と言ってました」と笑った後、「楽屋に遊びに来てくれて、まるで自分の控室のように過ごしていました」と勝手知ったる仲について触れた。大森は「現場での佇まいや所作の美しさに感動しました。美しき怪物です」と称えた。

初めて日本映画に参加した韓国女優のクララは、「すごく優しくて素敵な先輩でした。今まで競演した俳優さんのなかで最高です」と大絶賛。中谷は「今日、汚名返上できたのでは?」と笑顔を見せ、「大変真面目な方で15分前行動をされる。スタッフも共演者も慌てふためくほど、前々からご準備をされて臨まれる。尊敬しております」と、今回は賛辞を述べた。海老蔵は「やめようよ。恥ずかしいわ」と大照れ。田中監督も「少年のように真っ直ぐで情熱的。とてつもない男でした」と締めくくった。

『利休にたずねよ』は、第140回直木賞を受賞した山本兼一の同名小説を映像化した話題作。希代の茶人・利休が残した謎と、秘め続けた恋を描く、極上のミステリーだ。9月にカナダで行われた第37回モントリオール世界映画祭では、最優秀芸術貢献賞を受賞した。【取材・文/山崎伸子】

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