錦戸亮、北川景子とのキスシーンは「やりづらかった」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
錦戸亮、北川景子とのキスシーンは「やりづらかった」

映画ニュース

錦戸亮、北川景子とのキスシーンは「やりづらかった」

北川景子×錦戸亮主演、実話を基にしたラブストーリー『抱きしめたい 真実の物語』(2014年2月1日公開)のレッドカーペットアライバルとトークショーが、12月9日に六本木ヒルズのアリーナで開催。寒空の下、北川、錦戸、上地雄輔、平山あや、寺門ジモン、國村隼、風吹ジュン、塩田明彦監督が、リムジンから降り立った。幻想的な雪が降る演出がされた中、750人の観客をバックにフォトセッションが行われた。

本作は、ドキュメンタリー番組「記憶障害の花嫁・最期のほほえみ」を基にした感動作。北川が、交通事故の後遺症で、記憶障害と車椅子生活を強いられながらも、前向きに生きるヒロインつかさ役に、錦戸が、恋人の雅己役に扮する。北川は「ドキュメンタリー映像を見た時、つかささんが笑顔がすごく魅力的な方だという印象を受けたので、周りをハッピーにできるオーラを、難しかったんですが、心がけました」とコメント。錦戸は、「雅己さんは、多くを語らないけど、芯がしっかりしていて、男から見ても格好良い空気をまとった方。少なくとも、つかささんに恥じないような、映画の中の雅己になれればと」と、熱い思いを口にした。

監督は『黄泉がえり』(03)や『どろろ』(07)の塩田明彦監督。2人のメリーゴーランドでのキスシーンについては「現場ではテストをしなかった」と告白。錦戸は「やりづらいですよ。がっついてんなと思われたら嫌だし。ある程度は、耳打ちで教えてくれました」と言ったが、塩田監督は「いや、教えてないよ」とあっさり否定。北川も「いや、全然。現場に行って、急に監督がおっしゃったりして」と苦笑い。錦戸が「アップダウンする中で、どうやってキスしにいくんやろと思って」と、相当現場で戸惑ったことを訴えると、会場の女性ファンから「キャーッ」と雄叫びが上がった。

雅己の父親役の國村は「こんなん言うたら怒られるかもしれんけど、私が錦戸くんのお父さんです」とおちゃめに自己紹介。つかさの母親役の風吹は、北川との共演シーンで「あの演技に引き込まれて、本当に母親の気持ちになれました」と北川を絶賛。ムードメーカーの寺門は「俳優・寺門ジモンです」と挨拶し、つかみで笑いを取った。北川は、現場の寺門について「めっちゃ楽しかった」と感想を言うと、錦戸は「適度にウザイ時もありました」と突っ込む。終始笑いにあふれたクロストークが展開され、イベントは大いに盛り上がった。【取材・文/山崎伸子】

関連作品