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メリル・ストリープが「W・ディズニーはレイシストだった」と発言

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メリル・ストリープが「W・ディズニーはレイシストだった」と発言

メリル・ストリープが、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の受賞式で、「ウォルト・ディズニーはレイシストで性差別主義者だった」と発言した。

メリルは同受賞式にプレゼンターとして登場し、『ウォルト・ディズニーの約束』(3月21日(祝)公開)のエマ・トンプソンに女優賞を授与したが、その際にディズニーを批判するスピーチを行った。

「ウォルト・ディズニーに関する報道には、彼は女性を好きでなかったというものがあります。数十億人に喜びを与えたディズニーは、レイシスト的なところがあったのです。彼は業界内で反ユダヤ的な圧力団体を結成しました。それに、彼の会社の方針から見ると、性別に対して偏狭な考え方を持っていたのは明らかです」と語ったメリルは、ある一通の手紙を読み上げた。それは、1938年に彼のアニメーション研修プログラムへの参加を申し込んだ若い女性に宛てたウォルト・ディズニーの手紙だという。

「映画用のアニメーションの製作に関しては、女性は一切クリエイティブな仕事をしていない。これは若い男性だけが携わる仕事である。そのため、女性は研修コースには入れない」という箇所を読んだメリルは、エマ・トンプソンに賞を授与する場面でディズニーについて語ったことについて、「これはエマへのトリビュートです。なぜなら、彼女も私のように、男勝りのフェミニストだから!」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】

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