ジョナ・ヒル、オスカーノミネート作のギャラはたった630万円!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ジョナ・ヒル、オスカーノミネート作のギャラはたった630万円!

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ジョナ・ヒル、オスカーノミネート作のギャラはたった630万円!

アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞などにノミネートされているマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で、みごと助演男優賞にノミネートされているジョナ・ヒルだが、なんとギャラはたったの6万ドル(約630万円)だったという。

同作でジョナは、レオ扮する詐欺師のジョーダン・ベルフォートに羨望を抱く同僚のドニー・アゾフを演じているが、「ドニーを演じるにあたって僕がもらったオファーは、最低限のギャラでという条件だった。それでも僕はこの役が欲しかったから、値段も聞かずに『今夜契約書にサインするから、ファックスしてくれ』って言ったんだ。彼らが心変わりする前にサインしちゃいたかったからね」とハワード・スターンショーのインタビューで語ったとUsウィークリー誌が伝えている。

ハワードのツイッターによれば、その額は7か月間の撮影で、俳優組合の最低賃金と言われるわずか6万ドル(約630万円)だったという。

しかしジョナは、「レオが僕をマーティン(監督)に紹介してくれたんだけど、一番好きな俳優であるレオと、監督のマーティンと仕事ができるなら、お金なんて関係ないよ。家の家賃と、将来家族を持った時に養えるくらいのお金があればね。それより彼らと一緒に仕事ができることの方が何十倍も大事だよ。自分の家を売ってでもまた彼らと仕事がしたいね。このギャラで出演したことに、後悔なんかしていない」と、ジョナは語ったという。

ジョナは、ブラッド・ピット主演の『マネー・ボール』(12)でも助演男優賞にノミネートされているが、もともとはコメディアンでありおバカ映画やコメディ映画の出演が多かった。それが今回もまた助演男優賞にノミネートされることになり、本人も驚きを隠せないようだが、一発屋ではない実力派俳優であることを世間に知らしめることになった。【NY在住/JUNKO】

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