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櫻井翔、宮崎あおいに「包み込むような母性を感じた」

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櫻井翔、宮崎あおいに「包み込むような母性を感じた」

夏川草介の同名ベストセラー小説の映画化第2弾『神様のカルテ2』(3月21日公開)の完成披露会見が、1月30日にザ・リッツカールトン東京で開催。櫻井翔、宮崎あおい、藤原竜也、濱田岳、吹石一恵、市毛良枝、柄本明、深川栄洋監督が登壇。主演の櫻井は「前作で、悩み、苦しみましたので、今回やらせていただくことに、相当悩みました。でも、参加させていただいて本当に良かったです」と安堵の表情を見せた。

本作は、長野県松本市を舞台に、櫻井扮する医師・栗原一止が、旧友の医師との再会と衝突を経験し、最愛の妻や友人に支えられながら、成長していくヒューマンドラマ。櫻井と宮崎は再び夫婦役で共演した。櫻井は「作品の力が大きいけど、2人で自然に過ごせました。宮崎さんがあまり寝なくなりました」と言うと、宮崎も「本当に寝なくなりました。それは少し成長かなと」と微笑んだ。櫻井は、宮崎演じる妻について「一止は、女性の包み込むような母性の中で、過ごしているのかなと感じさせてくれる日々でした」と穏やかな表情でコメント。

また、寝なかった理由として、宮崎は「編み物をしていたので、寝なかったのかなと」とのこと。妻のハルが一止のために、セーターを編むというのが裏設定としてあるらしい。櫻井は「横で編み物をしている女性がいるってのは、妙に落ち着くものですね。そういう空気感みたいなものも味わっていただけたらと」と、笑顔を見せた。

一止と医療方針をめぐり衝突する進藤辰也役の藤原は、櫻井からコーヒー頭にかけられるシーンについて「櫻井くんだったら、本望です。楽しくやらせていただきました」と語ると、櫻井は「頭からかけられて、微動だにしない人もいないですよ。緊張しました」と感心していた。

最後に、夫婦3組が登場するという設定で、それぞれが相手にマフラーをかけることに。照れながら、宮崎からマフラーをかけられた櫻井は「嬉しい半分、恥ずかしい半分。やさしさで温かくなりました」と感想を述べた。【取材・文/山崎伸子】

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