映画ニュース 2014/2/2 14:02

水川あさみは「女優魂がハンパない」

若手ホラー作家・法条遥のデビュー小説の映画化『バイロケーション表』(公開中)の別エンディング版『バイロケーション裏』(公開中)の舞台挨拶が、2月2日に角川シネマ新宿で開催。主演の水川あさみ、安里麻里監督、『裏』の主題歌「The One」を担当したガールズグループFAKYが登壇した。1月18日に行われた『バイロケーション表』の初日舞台挨拶を欠席した水川は「あの時は、体調不良で、申し訳ありませんでした」と詫びた後、「今日は感動して、ちょっとうるっときました」と感激しながら挨拶をした。

本作は、突如発生する“もう一人の自分”(＝バイロケーション)に遭遇し、極限状態の中でバイロケに命を狙われるという衝撃のサスペンス・ホラー。ヒロインと、人格の異なるバイロケの2役を熱演した水川は「すごく新しい役どころで、そういうチャンスをくれた製作のみなさんや監督に感謝してます。すごく悩みながらも、監督とコミュニケーションを取りながら、挑戦した役でした」と充実感あふれる表情を見せた。

安里監督も、水川の演技を絶賛。「本当に、お世辞とかじゃなく、感動することがすごく多くて。モニターを見ながらもらい泣きしたこともありました。水川さんって、すごくお芝居に真摯に取り組む方。真っ直ぐで、自分が納得するまで考えこんでやる。女優魂がハンパない！」。水川はそれを聞いて「うれしいです。いっぱい褒められて恥ずかしいですが」と、喜びを口にした。

また、舞台挨拶ではFAKYが主題歌を披露し、会場は大いに沸いた。水川も「感激しました。パワフルで」と興奮しながら、歌の感想を語った。

いよいよ、昨日から封切られた『バイロケーション裏』。共演に、映画初出演となった「Kis-My-Ft2」の千賀健永や、ジャニーズJr.の高田翔。予想不可能な衝撃的結末をはじめ、結末が異なる『表』『裏』の連続公開や、原作本、主題歌にも“バイロケ”が発生するなど、様々なバイロケ現象が話題となっている。【取材・文/山崎伸子】

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