竹野内豊、尾野真千子らの前で恋活宣言「待ち人を探す冒険をしたい」

芥川賞作家・川上弘美の連作短編集を、竹野内豊主演で映画化した『ニシノユキヒコの恋と冒険』の初日舞台挨拶が、2月8日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。竹野内、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、阿川佐和子、井口奈己監督が登壇。竹野内は、大雪の中、足を運んでくれた観客に感謝した後、開幕した2014年ソチ冬季オリンピック にかけて「本当に映画らしい映画だと思うので、こういう作品に金メダルを獲っていただきたいと思います」と力強く語った。

竹野内が演じるのは、稀代のモテ男・ニシノユキヒコ役。劇中では、7人の女性たちと恋の冒険を繰り広げるということで、「もし、自分が冒険するとしたらどんな冒険をしたい？」という質問が。竹野内は「おみくじで『待ち人現れるでしょう』と書いてあったんです。待ち人を探す冒険をしたいです」と恋活宣言。また、ソチオリンピックで注目の選手について尋ねられると、竹野内は「スキージャンプの葛西(紀明)選手、私(43歳)とほぼ同い年(41歳)なので、頑張っていただきたい」とエールを贈った。

尾野は「フィギュアの羽生(結弦)さん」と興奮しながら言うと、成海も「格好良い！」と目を輝かせる。すると竹野内が「俺もけっこうターンが。股関節のね」と、ライバル意識を燃やす。尾野たちや観客からも「見たい！」とラブコールが入ると、竹野内はサービス精神たっぷりに華麗なターンを披露し、拍手を浴びた。木村はフィギュアスケートの浅田真央選手を、阿川や本田はスキージャンプ選手の高梨沙羅らの名前を挙げた。

その後、バレンタインデー間近ということで、ニシノユキヒコをプリントした巨大チョコレートが女性陣からプレゼントされた。竹野内は「大人になったら義理チョコなんだろうなって思いつつ、若い時のドキッとした気持ちをどこかで感じられたら良いなと思っています」とコメント。また、そうそうたる女優陣に囲まれ「うれしいです。キュンキュンします」と大喜び。

最後に、七尾旅人が登場し、主題歌「TELE〇POTION」を披露。竹野内は「ニシノユキヒコの役作りにあたって、この曲に助けられたというか、押し出してもらった気がしてます」と感謝の言葉を述べた。【取材・文/山崎伸子】