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レオ残念!第86回アカデミー賞主演男優賞はマシュー・マコノヒー

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レオ残念!第86回アカデミー賞主演男優賞はマシュー・マコノヒー

現地時間3 月2 日(日本時間3日)に開催中の第86回アカデミー賞授賞式。主演男優賞の栄誉に輝いたのは、放送映画批評家協会賞、ゴールデングローブ賞、全米俳優組合賞などの賞を制覇した『ダラス・バイヤーズクラブ』(公開中)のマシュー・マコノヒーだった。マシューは、初ノミネートにして初受賞となった。

本作は、HIVを患った男が治療薬を求め、製薬会社や政府と戦う姿を描く、実話ベースの人間ドラマ。マシューが演じたのは、HIV患者の主人公ロン役で、最終的に21kgに及ぶ壮絶なダイエットに挑んで肉体改造し、死期が迫る男の風貌をリアルに体現した。同じく衰弱していくHIV患者役のジャレッド・レトも助演男優賞を受賞済みだ。

うれしそうに舌をペロリと出して笑顔を見せたマシュー。「6000名の会員の方々に感謝します。また、神様を一番に感謝してます。素晴らしいチャンスを与えてくれました。感謝は必ず報われる」。さらに「自分自身のヒーローは、10年先の自分の姿です。毎日、自分の10年先の姿を常に追いかけていく。それで全てがうまく行きます」と力強く語った。

逆に、役作りで激太りをして見せた、『アメリカン・ハッスル』の主演クリスチャン・ベールは受賞ならず。また、『ギルバート・グレイプ』(93)の助演男優賞候補になること1回、『アビエイター』(04)、『ブラッド・ダイヤモンド』(06)、そして『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(公開中)で主演男優賞候補になること3回、通算4回目のオスカー獲りに挑んだレオはまたしても受賞を逃した。【Movie Walker】

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