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女子高生のリアルを演じた東京女子流が“女優だ!”と思ったシーンとは!?

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女子高生のリアルを演じた東京女子流が“女優だ!”と思ったシーンとは!?

2010年1月1日の結成以来、ライブを中心に活動してきた5人組ガールズ・ダンス&ボーカルグループ、東京女子流。そんな彼女らが初めて本格的に演技に挑んだのが青春映画『5つ数えれば君の夢』(公開中)。4月には全員が高校生となる山邊未夢、新井ひとみ、庄司芽生、小西彩乃、中江友梨という平均年齢16歳の5人が、スクリーンで“演じた”女子高生ぶりには、既に映画を観たファンからも驚きの声があがっている。

というのも、すでに4年以上も一緒に活動してきた5人だが、それぞれが口を揃えるように発したのが、「メンバーの見た事のない表情が見られて新鮮だった」という言葉。その中でも印象に残ったというのが、東京女子流のリーダーの庄司芽生が演じる同級生・宇佐美のことを好きになる小西彩乃の演技だという。「女の子同士の“好き”を超えた感情を表現するのってすごく難しいと思うんですけど、『女優だ!』って思わせるぐらい見事に演じていた」と、他メンバーから絶賛の声!

また、彼女たちが演じたキャラクターは、5人とも普段とは真逆な性格とのことだったが、むしろそれぞれの個性がうまく役柄にハマっていたよう。例えば、新井ひとみが演じたりこが劇中でモダンダンスを披露するシーン。「私だったらあのダンスは踊れない…。新体操をやっていて身体が柔らかい(新井)ひとみだから、演じられたシーンだと思う」と語った庄司の言葉からもわかるように、5人の特性がばっちりキャラクターに生かされているのだ。

ライブやイベントなど、普段は5人で行動を共にする事が多い東京女子流だが、今回は5人一緒に登場するシーンがほとんどなかったため、逆にそれぞれの事が気になったという。「自分の撮影がない日でも、撮影現場に行ってましたね。他のメンバーの演技を見るのがすごく楽しかったです」と語る委員長役の中江だが、自分の演技ではいっぷう変わった演出に苦戦。「壁にポスターを貼るシーンで、監督から『そこで“はむっ”ってして』と言われたんですけど、え、“はむ?”って戸惑ってしまって…」との可愛らしい答えに、他メンバーも苦笑。改めて5人の仲の良さが窺えた。

女優として初挑戦の連続で戸惑う事もあったが、演じるという楽しさを知って、歌やダンスだけでなく、さらなる夢も出てきたよう。また、園芸部のさくを演じた山邊未夢は、「昔、女医さんに憧れてて必死に勉強したんですけど、小3で諦めて…(笑)。だから、今度は女医さんを演じてみたいです」と、“女優”としての抱負も語ってくれた。

この後、5月には2作目の主演映画『学校の階段 呪いの言霊』も控えているが、現在は15日からスタートする4度目の全国ツアー“東京女子流 4th JAPAN TOUR 2014~Royal Mirrorball Discotheque~”に向けてのレッスンが佳境だと語ってくれた5人。歌やダンスはもちろん、本作は彼女らの新たな可能性を見せてくれた記念碑的な作品になることは間違いない。【取材・文/トライワークス】

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