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国際通りでレッドカーペットが実現!岡田将生&田中聖&NMB48に那覇市民から大歓声

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国際通りでレッドカーペットが実現!岡田将生&田中聖&NMB48に那覇市民から大歓声

「第6回沖縄国際映画祭」4日目の3月23日、沖縄国際映画祭史上初となる那覇市の国際通りでのレッドカーペットが開催された。3月21日にメイン会場である宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われたレッドカーペットに続き、今映画祭2度目。国際通りでは40組371人もの人が特設されたカーペット上を歩いた。

天候にも恵まれ暖かい日差しが降り注ぐ中、国際通りの会場には約5万8000人もの観客が集まった。翁長雄志那覇市長の「那覇のメインストリート・国際通りで開催されるレッドカーペット。ハリウッドを思わせるような華やかさがあります!皆さん楽しんでいってください」という挨拶でいよいよスタート。

高級オープンカーで颯爽と登場したのは、「X FACTOR OKINAWA JAPAN」MCのジョン・カビラと渡辺直美、さらに、前日に行われた「グランド・ファイナル 生放送」でエントリー総数約2000組の中から頂点に立ったSky's The Limitの4人。翁長市長の挨拶の通り、高級車を使用したハリウッドにも引けを取らない豪華な演出に、会場からは驚きの声が上がった。

沖縄・那覇市出身のジョン・カビラは、「国際通りを封鎖してのレッドカーペットは史上初ですね! で~じやっさ~(沖縄方言で「すごい事だ」の意)」と、地元での開催を喜んでいる様子。続いて登場した沖縄出身の芸人、ガレッジセール・川田広樹もやはり「友達と買い物に来ていた所でレッドカーペットとして歩けるなんて、テンションが上がる! うれしい」と喜びを口にした。

COWCOWの2人はおなじみの体操服に身を包んで登場。多田健二が「国際通りが“当たり前”じゃなくなっている」とコメントすると、相方の善しは「レッドカーペットは赤いですね!」と当たり前のことを言って、来場客の笑いを誘った。

会場に集まった観客の楽しみの1つと言えば、歩く芸人たちのネタを間近で見られること。COWCOW の2人に続けと、2700やくまだまさし、スリムクラブらも自身の持ちネタを披露し、会場を盛り上げた。

盛り上がった会場からさらに大きな歓声を生んだのは、関根勤と板尾創路。映画『騒音 Noise』(仮題)で初監督を務めた関根は、「いつもテレビで見ていた沖縄国際映画祭に呼んでいただけてとてもうれしい。ちょっと恥ずかしいけど、興奮でドキドキしています」とコメント。同映画祭常連の板尾も、「国際通りは初めてで、こんなにたくさん人がいて驚いてる」と、いつもとは違う光景を楽しんでいる様子だった。

会場に集まった若い男性からの声援が一番大きかったのは、『NMB48 げいにん!THE MOVIE リターンズ 卒業!お笑い青春ガールズ‼ 新たなる旅立ち』に出演した、NMB48の山本彩、渡辺美優紀、山田菜々、小笠原茉由、小谷里歩、矢倉楓子、薮下柊の登場時。これまでもレッドカーペットに参加してきた山本は、「いつも以上にたくさんの人がいらしていて、うれしいです」と驚きと感謝の気持ちを表した。

登場と同時にこの日一番の歓声が上がったのは、映画『オー!ファーザー』で主演を務めた岡田将生とヒロイン役の忽那汐里。2人の姿が大型モニターに映し出されると会場は瞬時に悲鳴にも似た大歓声に包まれた。岡田は「たくさんの方が出迎えに来て下さって、ただただうれしい。自分にとって大切な作品になっているので、いろんな方に観てほしい」と、集まった観客へ感謝の気持ちを述べるとともに主演映画に対する思いを語った。忽那も「皆さんが温かく迎えてくださってうれしいです。レッドカーペットを歩くのはちょっと照れ臭いけど(笑)」と、はにかんだ。

レッドカーペット終盤、「コンペティション Laugh部門」に選出されている『サンブンノイチ』から監督の品川ヒロシと、田中聖が登場すると再び会場のボルテージが上昇。久しぶりに公の場に姿を現した田中は、パーマのかかったロングヘアーにべっ甲風の眼鏡でジョニー・デップのような外見に。2人は満面の笑みで手を振ったり、サインに応じたりしながら、レッドカーペットを歩んでいった。田中は昔から品川監督作品のファンだったとのことで、「声を掛けていただいてすごくうれしかった。2回、3回と繰り返し観ていくと、違う楽しみ方ができる映画だと思うので、ぜひ見てほしい」とコメント。品川監督も「みんなの芝居合戦など、盛りだくさんの内容になっているので、ぜひ観てほしい。聖くんも格好良くて、自信作です!」と自信を示した。

最後は、ゲスト全員を出迎えた、吉本興業株式会社代表取締役社長の大崎洋氏、沖縄出身の吉本芸人・宮川たま子が歩みを進め、史上初の国際通りでの華やかなレッドカーペットはフィナーレを迎えた。

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