故ポール・ウォーカーを乗せたポルシェの衝突事故は、スピードの出しすぎが原因と確定|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
故ポール・ウォーカーを乗せたポルシェの衝突事故は、スピードの出しすぎが原因と確定

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故ポール・ウォーカーを乗せたポルシェの衝突事故は、スピードの出しすぎが原因と確定

昨年11月30日、ポール・ウォーカーが友人のロジャー・ローダスが運転するポルシェカレラGTに乗っていた際衝突事故に遭い、ロジャーと助手席に座っていたポールが亡くなった。あれから約4か月が経過したが、この度ロサンゼルス郡保安官事務局とカリフォルニア・ハイウェイパトロール事務局が、記者会見で事故原因を正式に発表した。

ポルシェは制限速度約73km(45MPH)の道路を倍以上の150km(93MPH)で走行し、道路脇の街灯と樹木をなぎ倒して大破、炎上。当初からメカニカルな問題ではなく、スピードの出しすぎが原因ではないかと言われていたが、「監視カメラと自動車メーカーの協力によって、車に設置された機械のコンピューター解析を行った結果、故ロジャー・ローダスの運転していた05年型ポルシェの追突事故は、スピードの出しすぎが原因との判断に至った。また、9年間使用されていたタイヤも要因の一つと考えられる。ブレーキなど、いかなるメカニカルな問題も発見されなかった」と事故の要因を結論付けたとロサンゼルス・タイムズ紙が報じている。

「ロジャーはベテランのカードライバーだが、150キロという超スピードでは、この急カーブを曲がりきれなかったのだろう。周辺に設置されている多数のセキュリティカメラを解析したが、ほかの車と競い合うなどのいかなる問題も見つからなかった」という事実も明らかになった。【NY在住/JUNKO】

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