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大泉洋と柴咲コウが監督・劇団ひとりの人見知りぶりを暴露

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大泉洋と柴咲コウが監督・劇団ひとりの人見知りぶりを暴露

劇団ひとりが自身の小説を映画化し、監督に初挑戦した『青天の霹靂』(5月24日公開)が完成。4月14日に本作のプレミア試写会がイイノホールで開催され、主演の大泉洋、柴咲コウ、劇団ひとりが舞台挨拶に登壇。初めてメガホンをとった劇団ひとりは「最初で最後の監督業だと思って、一分一秒こだわって作りました」と晴々しい表情で本作への思いを語った。

クロストークでは、劇団ひとりの監督としての手腕と人見知りぶりが話題に。大泉は「正直、最初はしゃべってくれなかった」と苦笑い。でも、演出力をほめ称え「合理的な方。映っている人にしか演出に行かない」と言った後、「よく言われたのが『それが限界っすか?』ってやつ」と劇団ひとりの声色をマネて、会場は大爆笑。劇団ひとりは「大泉さんのモノマネが上手いって評判が良くて、話すのが恥ずかしかった」と照れ笑い。

柴咲も「超スーパー監督でした。無駄がない」と絶賛した後「ただ、すごく人見知りで、雑談が一切なかった」と漏らすと、劇団ひとりも「緊張しちゃうんです。これだけの美人だから」と申し訳なさそうにコメント。

さらに劇団ひとりは「右も左もわからないド素人でしたが、サポートしていただいてどうにか。大泉洋という役者の素晴らしさ、柴咲コウさんも顔の表現力が豊か!」と2人を称えた後「劇団ひとりもすごかった。役者としてももっと売れるべきなんじゃないかと」とちゃっかり自分の演技もアピールし、笑いを取った。

『青天の霹靂』は、大泉演じる売れないマジシャンが、ひょんなことから40年前にタイムスリップして、自らの出生の秘密を知るという感動作。大泉は、カードマジックのシーンで、腱鞘炎になりながら86テイクもかけて、納得がいくまでそのシーンを演じたことも激白した。また、劇中で大泉と劇団ひとりがマジシャンコンビを演じたことにちなんで、舞台上でも2人がマジックの監修をした魔耶一星のサポートでイリュージョンを披露。2人が入れ替わるマジックや、大泉と柴咲が、箱に閉じ込められた劇団ひとりの体を縮めるというマジックも行われ、大盛況だった。【取材・文/山崎伸子】

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