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綾瀬はるか、初共演の松坂桃李は「地味に面白い」

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綾瀬はるか、初共演の松坂桃李は「地味に面白い」

松岡圭祐の人気推理小説を綾瀬はるか主演で映画化したミステリー『万能鑑定士Q モナ・リザの瞳』(5月31日公開)。ジャパンプレミア試写会が4月24日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、綾瀬はるか、松坂桃李、初音映莉子、村上弘明、佐藤信介監督が登壇した。

レオナルド・ダ・ヴィンチが手掛けた歴史的な絵画“モナ・リザ”を巡る巨大な陰謀に、天才鑑定士の莉子(綾瀬)が立ち向かう姿を描く本作。佐藤監督は、「ルーブル美術館での撮影は、日本映画史で初めて」と胸を張り、「モナ・リザをここまで描いた作品は、世界中を探してもない」と完成作に自信をのぞかせていた。

ルーブル美術館では、本物のモナ・リザの絵とも対面したというが、綾瀬は「モナ・リザを一言で表すと、百面相」と綾瀬節でモナ・リザを解説。「顔が不気味に見えたり、穏やかに見えたり。見る時によって、印象が違うんです。目が動いているような気がするんですよ」とすっかりモナ・リザに魅了された様子だった。

綾瀬と松坂にとっては、本作が初共演。綾瀬は「現場では本を読まれていたり、無口で真面目な方という印象だった」と松坂の印象を語り、「でも、ちょろとちょろと面白いことを地味におっしゃっていて。何気に面白い方なんだなって。面白いことをボソっと言ったりする」と告白。「地味に」と複雑な表情を見せた松坂だったが、さらに綾瀬は「とてもちゃんとされた方。脱いだ衣装を、きちんとたたんで返されていた」と松坂の几帳面な一面も明かしていた。

一方の松坂は「現場での気配りができる方。相手に『気を配られているな』と思わせないしなやかさがある」と綾瀬を分析。「あとは、よく人を観察していて。彼女いわく、人の前髪がどれくらい短くなったとか、すぐにわかるらしいです。それくらい、人をよく見ている」と話し、会場の笑いを誘っていた。【取材・文/成田おり枝】

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