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『花と蛇 ZERO』の緊縛シーンを主演女優3人が振り返り、「極限状態の撮影でした」と明かす

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『花と蛇 ZERO』の緊縛シーンを主演女優3人が振り返り、「極限状態の撮影でした」と明かす

団鬼六のSM官能小説を映画化した『花と蛇 ZERO』の初日舞台挨拶が、5月17日に丸の内TOEI2で開催され、劇中で激しいSMプレイを熱演した天乃舞衣子、濱田のり子、桜木梨奈という3人の主演女優と、橋本一監督が登壇。「極限状態の撮影期間、勉強になりましたし、楽しかったです」と言った天乃をはじめ、全員が笑顔で緊縛シーンの裏話を語った。

天乃は「こんな大役をいただいたことは初めてで、ガンアクションあり、緊縛あり、空手あり…初めてのことがたくさんありました」とコメント。脱ぐ演技も初めてだった彼女は「撮影の初日にいきなりトイレのシーンで監督に脱がされました。没頭していて、気づいたら裸だったという感じでした」とおちゃめに笑った。

濱田も「緊縛シーンが早朝から深夜まであったので、覚悟はしていたものの、衝撃や痛みがありました」と告白。「でも、いろんな縛りとか、未知なる世界を経験できて良かったと思います」と余裕の笑みを浮かべた。

桜木は「きれいな陵辱シーンを素直に受け止め、楽しんで、自分を開花させていく感覚でした」とのこと。公園での裸のロケについては「保育園の子たちが通った時は『隠さなイカン!』と思って、ドギマギしました(苦笑)。でも、良いお天気の中、自然なままでいさせていただけるなんて、女優をやれて良かったなと思いました」とユーモラスな発言をして、会場の笑いを取った。

監督は『相棒シリーズ X DAY』(13)、『探偵はBARにいる』シリーズなどで知られる橋本一。「撮影がハードでみんなが風邪とかも引いて大変でした。また、僕は打ち上げで縛られて復讐されました」と苦笑い。女優3人は「みんなで縛りました。してやったりでした」と語り、会場は和やかな笑いに包まれた。【取材・文/山崎伸子】

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