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エミリー・ブラント、トム・クルーズを殺しかけた体験を語る

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エミリー・ブラント、トム・クルーズを殺しかけた体験を語る

エミリー・ブラントは、新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(日本7月4日公開)の撮影中、共演のトム・クルーズを危うく殺しそうになったと明かしている。

ふたりは一つの車に同乗し、エミリーがトップスピードで運転するアクション・シーンを撮影していたそうだが、いつもは運転する立場にいるトムが後部座席でブレーキをかけろとアドバイスしているのを聞かず、木に衝突してしまったらしい。

「クレイジーなほど古い車で、しかも後ろにトレーラーを引いている設定だった。スタントの担当者は『スピードを出して、急に右に曲がって欲しい。そしたら背後でトレーラーが揺れるから、それを動かして、バイオレントな感じを出したい』と言った。私は『面白そうね』と言ったの。トムは後部座席に座っていた…当然、そこは彼の好きな席じゃないんだけど。彼は自分で運転したいほうだから。まず最初のテイクをやったら、うまく行ったの。スタント担当が来て『次はもっとスピードを出して』と言われたから、次は猛スピードで走り始めた。トムは背後で静かにしていたんだけど、私が右に曲がる前に、息づかいが荒くなって、『ブレーキ、ブレーキ、ブレーキ!ああ、神様!ブレーキ、 ブレーキ!神様!ブレーキをかけろ!ブレーキをかけろ!』と言い始めたの。私はそれでもぎりぎりまでブレーキを踏まなかったから、木に衝突しちゃった。危うくトム・クルーズを殺すところだったわ」と米国のテレビ番組で語ったとタイム誌のサイトが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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