浅野忠信と二階堂ふみ「これがないと生きていけないもの」は林家ペー・パー子と空気|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
浅野忠信と二階堂ふみ「これがないと生きていけないもの」は林家ペー・パー子と空気

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浅野忠信と二階堂ふみ「これがないと生きていけないもの」は林家ペー・パー子と空気

浅野忠信と二階堂ふみが挑んだ衝撃作『私の男』の初日舞台挨拶が6月14日に新宿ピカデリーで開催。浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、子役の山田望叶、熊切和嘉監督が登壇した。二階堂は「スクリーンで見るべき映画だと思いますし、本当にすごい映画になってると思います」とアピールすると、浅野も「僕とふみちゃんで強烈な時間を過ごさせてもらい、監督にしっかりと切り取ってもらいました」と手応えを口にした。

40歳で、心から望んでいたような役に出会えたと言う浅野。「たくさんの人から良い反応をいただけたので、集中したら、どんな世界でもやり切ることができると感じましたし、これからもいろいろと飛び込んでみたい」。現在19歳で、10代最後の役となった二階堂は、20歳を迎えるいまの心境について「これからも変わらず頑張っていけたら良いなと思います」と語った。

以前から、熊切監督作品に出演したかったという高良は「初日に、病気かなと思うくらい汗をかきました。ずっと熊切さんの作品を見ていたから緊張したんだと思います」とハニカミ笑顔を見せた。

その後、映画にちなみ、「これがないと生きていけないものは?」というお題が振られたゲスト陣。浅野は「私の先輩です」と、先日の舞台挨拶の後に駆けつけてくれたという林家ペー・パー子のエピソードを披露。「ノンストップで盛り上げてくださった。素敵な先輩で、こういう先輩がいないと無理だなと思いました」。二階堂は「お水。いままでは水道水で良かったけど、高い水は違うなと。ナチュラルローソンへ行って買ってます」とコメント。

続いて高良は「空気。酸素がないと生きていけないので。大人になって九州へ帰ったら、やっぱり空気が違う。ナチュラルローソンなみの空気ってことで」と笑いを取った。

最後に熊切監督は、「大きなうねりのある映画にしたいという思いで作りました。五感を全開にして味わっていただけたらと」と、力強く訴えかけた。【取材・文/山崎伸子】

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