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ルピタ・ニョンゴ、「レッドカーペットは戦場のよう」

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ルピタ・ニョンゴ、「レッドカーペットは戦場のよう」

米国版ヴォーグ誌7月号の表紙モデルを務めたルピタ・ニョンゴが、同誌インタビューでレッドカーペットは「戦場のようだ」と表現している。

『それでも夜は明ける』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したルピタは、今年の映画賞シーズンで「唯一ファッションで外さなかった女優」と呼ばれ、数々の授賞式でレッドカーペットのベストドレッサーを総ナメにした。しかし、本人にとってはレッドカーペットでの経験はそれほど優雅なものではなかったようだ。

「『ルピタ、心の準備をしなさい。グラノーラのバーをバッグに入れておくのよ』みたいなことを誰もが言っていた。でも、彼らがなにを言っているのか、本当にはわかっていなかった。そして一度それを経験してみると、あのハードな体験を乗り越えるために、自分の体がギリギリの状態になっていたのだとわかる。授賞式シーズンの経験は想像を絶する。レッドカーペットは戦うことも飛行することもできない戦場のよう。ただそこに立って、耐えるしかない」と話している。

オスカー受賞の瞬間は頭の中が真っ白になったそうだが、檀上に上がる際には階段で転んだジェニファー・ローレンスの二の舞にならないようにと、それだけを考えていたという。

「『この階段で転ばないようにしないと。ジェニファー・ローレンスのようなことになったら見苦しい。二番煎じになるのは見苦しい』とそれだけを考えていた」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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